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「行列に並んでいたら、急に割りこまれた!」その行為、実は犯罪って知ってた?

2/24(土) 9:20配信

ファイナンシャルフィールド

テーマパークでの乗り物待ち、飲食店、通勤通学、イベントなど、私たちが行列に並ぶ機会はたくさんあります。

その中で、急に自分の目の前に割り込まれてムッとしたことがある人も多いのではないでしょうか。
当たり前のようにはびこっているこの行為、実は犯罪なんです!

東京桜橋法律事務所弁護士の石垣先生に、割り込みの法的措置についてお伺いしました。

割り込みは軽犯罪!でもラーメン店の割り込みは罪にならない?

「威勢を示して」すなわち人を恐れさせての行列への割り込み行為は、軽犯罪法第1条第13号で犯罪とされています。割り込み行為で嫌な思いをした人にとっては心強い情報ですね。

ただし、すべての割り込みが絶対に罪になるわけではありません。

その対象は、乗り物や演劇・催し、物資の配給に限られています。例えば、電車やバスに乗る際の行列、演劇やコンサート・イベントでの行列、震災時などの配給の行列を指します。

飲食店などはその対象とされていないため、「人気のラーメン店に並んでいたら割り込まれた」などは罪の対象になりません。

どんな行列も、割り込みは迷惑に変わりありませんから、この点は少し不平等さを感じますね。

割り込みをすると、1000円以上1万円未満の罰金をとられることも

罪に当たる場合の割り込み行為をしたら、1000円以上1万円未満の範囲内で罰金をとられる可能性があります。

軽い気持ちで割り込んだとしても、後ろに並んでいる人が警察に通報すれば、上記の範囲内でお金を払わなくてはいけないこともあるのです。

日ごろから割り込みをしているような人は、割り込みが周囲の迷惑になるだけでなく、しっかりとした代償があることを認識しなくてはいけません。

通勤時にいつも同じ人に割り込まれて腹が立っている…などという人は、周りの人と協力して通報するのも手かもしれません。

割り込みを注意して、相手に殴られたらどうすればいい?

割り込みをされても、割り込んできた人に注意できなかったり、面倒だからと我慢することもありますよね。

勇気を出して注意したものの、開き直ったり、逆切れする人もいます。中には口論の末、殴りかかってくるケースも。

このような場合は、傷害罪として訴えることが可能です。警察に被害届を出して認められれば、15年以下の懲役または50万円以下の罰金を科せられる可能性もあります。

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