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米で人気の国内自動車パーツメーカー、その背景 各社に聞いた「選ばれる理由」とは

2/24(土) 7:20配信

乗りものニュース

米のJDM人気は本物 追い風に乗る国内パーツメーカー

 自由の国アメリカには、ブランドやイメージにとらわれず、本当に「良いモノは良い」と評価され、シェアを拡大していける土壌があると言われています。クルマの世界も同様で、アメリカにおける乗用車の販売ランキングには十数年に渡ってトヨタ「カムリ」や同「カローラ」、ホンダ「シビック」、同「CR-V」などの日本車が上位を独占しており、近年はクルマと同様に自動車部品の分野でも日本ブランドが高い支持を獲得しつつあります。

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 背景としては1990年代後半から徐々に盛り上がってきた「JDM(編集部注:Japanese domestic marketの略で、ここでは日本国内向けに設計、製造され日本国内で流通している自動車関連製品のこと)」人気が映画ワイルド・スピード(THE FAST AND THE FURIOUS)シリーズで決定的となり、さらに「15/25年ルール」といわれる中古車の輸入に関する規制を緩和するルールによって、北米における1980年代から1990年代の日本製中古車を輸入する障壁が低くなるなど様々な追い風もあるようです。北米で人気の自動車部品ブランドを紹介し、人気の理由を探ってみました。

日本製タイヤの雄、TOYO TIRES

 まずは2019年1月1日よりブランド名である「トーヨータイヤ」に社名変更することが発表された東洋ゴム工業です。同社は世界最大の自動車アフターマーケットパーツの見本市、米国「SEMAショウ」に2000年代初頭から毎年ブースを出展しています。ブース面積は年々拡大し、近年ではどのタイヤメーカーより大きい、屋外、屋内に加えて建物と建物の間に「TOYO TIRES TREADPASS」という広大な展示エリアを確保。数十台のカスタム&チューンドカーを出展するのが恒例です。自社ブース以外にも、1000台を超える出展車に装着されているタイヤはほとんどがTOYO TIRESかハイパフォーマンスカー向けのNITTOタイヤです。

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