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「左翼を意識し、炎上による拡散を」憲法改正に向けた青年会議所キャラ、流出資料に書かれていたこと

3/1(木) 17:59配信

BuzzFeed Japan

若手経済人の組織である公益社団法人日本青年会議所(日本JC)がTwitter上での「憲法改正への契機」のために企画したアカウントが、中国や韓国、報道機関などへの誹謗中傷などを繰り返していた問題で、事業の企画段階では「対左翼を意識し、炎上による拡散」を狙うとされていたことが、わかった。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

問題となったアカウントには、日本青年会議所の名前が記載されていなかった。「個人からの発信」とすることで「草の根の議論を巻き起こす」狙いがあったという。いずれもBuzzFeed Newsの取材で明らかになった。

この問題をめぐっては、2月28日に日本青年会議所がお詫び文を発表。担当者個人による「誹謗中傷や品性を欠いた内容」がツイートされていたとして、アカウントはすでに削除されている。

まず、経緯を振り返る

日本青年会議所の発表によると、「宇予くん」とされるこのアカウントは、「憲法改正論議をより充実させ、憲法改正への契機とすべく、国民レベルでの議論をツイッター上で巻き起こす目的で企画」したもの。

そもそもは「憲法改正に関する論点や歴史、愛国心など保守的なことを面白くつぶやき、拡散をさせるという」目的があったという。

しかし、「全て担当者の個人的見解である、関係ない機関・団体その他への誹謗中傷や品性を欠いた内容」が投稿されてしまった、と説明している。

投稿されていたのは、「中国は世界の嫌われ者。韓国は中国の舎弟。日本はこのバカ二国と国交断絶、もしくはミサイル爆撃したほうがいい」などといったツイートや、朝日新聞やNHK、共産党や社民党などを誹謗中傷する内容だった。

そもそも「宇予くん」のプロフィールには、「保守思想、趣味は筋トレ、好物は肉」とのみ書かれ、日本青年会議所が運営主体であることは記されていなかった。

しかし、日本青年会議所との関係を疑う声があがり、ネット上で批判の声が高まっていた。その後、アカウントは非公開となったのちに削除。日本青年会議所がお詫びする事態へと発展した。

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最終更新:3/1(木) 18:30
BuzzFeed Japan

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