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漫画業界を蝕む海賊版サイト、漫画家からは「それだけのせいなのか?」と問題提起も

3/4(日) 9:01配信

AbemaTIMES

 漫画業界がいま注目せざるを得ないのが「海賊版サイト」。漫画の海賊版サイトでは、著作者に無断でアップロードした人気漫画や雑誌の最新号を無料で読むことができ、利用者が急増している。

 インターネットの利用状況を調べているビデオリサーチインタラクティブによると、ある海賊版サイトでは去年12月の時点で約23万人の利用者がいるという。年代別では10代が42%と最も多いが、次に多いのが40代で21%と、若者から中年まで幅広い世代が利用しているのが現状だ。

 漫画の万引きとも言われ、一切漫画家の収入にならない海賊版サイト。これが法に触れるのかどうかは国会でも取り上げられ、文化庁次長の中岡司氏は「権利者・著作権者の許諾を受けておらず、権利制限規定の適応もない場合には権利侵害となりうる」、警察庁生活安全局長の山下史雄氏は「著作権法等の法令違反が疑われる事案に対しては、適切に対処していく所存」と見解を述べた。

 日本のカルチャーである漫画を蝕む海賊版サイト。漫画の未来はどうなるのか、『けやき坂アベニュー』(AbemaTV)は取り上げた。

 漫画単行本の前年比増減率を見ると、2016年から2017年にかけて約13%減と落ち込みが激しくなっている。海賊版サイトの影響だけとは言い切れないが、漫画単行本が買われなくなっているのは事実だと言える。海賊版による被害額は、経済産業省が平成26年にまとめた報告書では500億円にのぼると推計され、被害の深刻化が懸念されている。

 そういった漫画の海賊版サイトと示談を成立させたのが山口貴士弁護士。2016年10月、成人向け漫画を扱う松文館の漫画が、あるサイトに大量にアップロードされていた。山口氏は「細かくは言えないがアナログな方法」でサイトの運営者を特定したといい、約1年かけて交渉。結果、2017年11月に示談が成立し、損害賠償金は印税に準ずるものとして漫画家にそれぞれ分配した。

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最終更新:3/4(日) 9:01
AbemaTIMES