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なぜ? auとソフトバンクの「テザリング実質有料化」。 ドコモの対応はどうなる?

3/4(日) 10:50配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

auブランドを展開するKDDIが3月2日、テザリングオプションに関する価格改定を発表し、ネット上で論議を呼んでいる。

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これまで、KDDIを含め国内3キャリアは割引などのキャンペーンを適用することで、実質的に「テザリング」オプションの料金をとってこなかった。

今回、KDDIが発表したのは、同社のデータプラン「データ定額20/30」において、テザリングオプションの料金を500円徴収する(厳密には、無料キャンペーンを廃止し、従来の月額1000円から月額500円に「値下げ」する)というもの。

この「テザリング実質有料化」は、実はソフトバンクも同じ状況だ。Twitterなどでは、利用者を中心に「テザリングが有料とは時代錯誤ではないか」という声が多数挙がっている。

そもそも、テザリングオプションは、LTE(4G)が登場する以前の「3G」通信が主流だった頃の料金体系の名残名だ。

当時は、いまほど通信帯域に余裕がなかった。そのため、スマホの登場で急増した通信量に加え、テザリングを通してPCなど外部の機器がつながれば、ネットワーク負荷がさらに高まり、快適さが損なわれる可能性があった。

そのため、各社はテザリング機能の利用をオプションとし、利用するユーザーに負担を求めたが、実際には“期間限定のサービスで0円”が定着していた。

しかし、現代はLTE(4G)が主流になり扱えるデータ量が増加。さらに、多彩な種類のプランがある格安SIMの登場で、ユーザーは以前に増して「通信事業者から、毎月使うデータ量を買っている」という認識が広がってきている。

この時期になぜ、大手キャリアはテザリングオプションの有料化をはかるのだろうか?各社広報に問い合わせた回答は次の通りだ。

NTTドコモ広報部
確認中につき未回答

KDDI広報部
「テザリング機能については、たくさんのニーズがあり、技術的な進化もあり、弊社としては今後も提供を続けていきます。auでは新プラン『auピタットプラン』『auフラットプラン』により通信費自体を抑える取り組みをしております。テザリングを利用される際には、オプションという形でご加入いただきたいと考えております」

ソフトバンク広報部
「弊社としては、通信機をアクセスポイントとして利用するための費用としてオプション料金をいただいています。2018年3月分まではより多くの方に、この機能の利便性を体験していただくためのキャンペーンとして無料にしてきました。ワイモバイルとしては、ブランドとしての方針の違いもあり、無料とさせていただいております」

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