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下町ボブスレーに関するネット情報は、どこまで本当か? 当事者に訊いた

3/5(月) 18:01配信

VICTORY

平昌五輪に出場したボブスレー・ジャマイカ代表をサポートしていた、下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会(以下、下町PJ)。2月5日、彼らはジャマイカ側の契約不履行に関し損害賠償請求を予告したところ、ネット上で多くの批判にさらされた。しかし、実際の彼らはどのような人物なのか? 下町PJの中心人物である委員長の國廣愛彦氏、広報チームの大野和明氏に話を聞いた。(取材:VICTORY編集部)

ネット上のうわさはどこまで本当か?

――今回は2本立てなので、下町PJさんの思いという部分は兄弟記事に任せ、「ネット上で語られているうわさはどこまで本当か」という部分にフォーカスして伺います。
 
下町PJさんは、ネット上で要約すると「何も知らないジャマイカを騙してタダで粗悪品を送りつけた」「自分たちのマーケティングのためにジャマイカを踏み台にしようとした」「検査にも通らないソリを作った」、はては安倍晋三首相との写真に収まったことで「安倍首相案件」といった言われ方をしています。残念なのは、根拠に乏しい風評を広めたのがネット上の有象無象だけでなく有名なジャーナリスト、ブロガー、タレントなどでもあったということ。
 
大野和明(以下、大野) われわれは、その状況については把握しています。
 
――今回のインタビューは、そうした状況について当事者に話を聞いたメディアがほとんどないことを踏まえ、「実際どうなのか」ネット上でのデマを直接あててみるのがテーマです。別に特別なことでは何もなく、当たり前の取材なのですが。その前に大前提として、ジャマイカ連盟と下町PJの関係は「共同開発者」なのですね? 選手とサプライヤーということだけではなく。
 
國廣愛彦(以下、國廣) そうです。こちらが勝手に作ったものを納品しているということではなく、ジャマイカと話し合いをし、了解のもとで開発を進めてきたということです。
 
――ジャマイカ側が選定した元メダリストの技術者を招へいし、共同開発を進めてもいたそうですね。ネットには「選手の声が入っていない」などの書き込みもありました。まずはこちらの質問から伺います。

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最終更新:3/5(月) 23:01
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