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「ニュース女子」 一部放送は継続 DHCテレビジョンが発表

2018/3/5(月) 17:58配信

BuzzFeed Japan

放送倫理・番組向上委員会(BPO)の放送倫理検証委員会が2017年12月14日に「重大な放送倫理違反」と極めて厳しい意見を出したTOKYO-MX放送の「ニュース女子」。制作を担う化粧品大手DHCグループ傘下「DHCテレビジョン」は3月5日、番組を地方局やネット上などで継続すると発表した。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

経緯を振り返る

「ニュース女子」はバラエティ色のある報道番組。

スポンサーが制作費などを負担し、制作会社が作り、放送局が納品された完成品を放送する「持ち込み番組」だ。制作は化粧品大手DHCグループ傘下「DHCテレビジョン」が担っている。

問題になった2017年1月2日の放送回では、「沖縄緊急調査 マスコミが報道しない真実」「沖縄・高江のヘリパット問題はどうなった?過激な反対派の実情を井上和彦が現地取材!」などと題し、沖縄・高江の米軍ヘリパッドへの反対運動を報じた。

問題があった1月2日の放送は「沖縄緊急調査 マスコミが報道しない真実」「沖縄・高江のヘリパット問題はどうなった?過激な反対派の実情を井上和彦が現地取材!」などと題し、沖縄・高江の米軍ヘリパッドへの反対運動を報じている。

番組内で、米軍ヘリパッド建設に反対する人たちを「テロリスト」と表現。「日当をもらっている」「組織に雇用されている」などと伝えた。

BPOの放送倫理検証委員会は番組に問題がなかったか、2月に審議入りし、12月14日、「重大な放送倫理違反」と厳しく批判する意見書をまとめた。MXやDHC側、2回の現地調査を経て、指摘された問題点の概要は以下の通りだ。

1.抗議活動を行う側に対する取材の欠如を問題としなかった
2.「救急車を止めた」との放送内容の裏付けを確認しなかった
3.「日当」という表現の裏付けを確認しなかった
4.「基地の外の」とのスーパーを放置した
5.侮蔑的表現のチェックを怠った
6.完パケでの考査を行わなかった

「取材の欠如」「裏付けを確認しなかった」「考査を行わなかった」など、報道番組としての基本的な手順が踏まれていなかったことが明らかになった。

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最終更新:2018/3/5(月) 18:26
BuzzFeed Japan

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