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朝日インテックというグローバルニッチ企業。株価を考える際の変化ポイント

3/9(金) 20:40配信

投信1

医療機器はグローバル企業の存在感が強い業界だが、日本にも小粒だがキラリと光る企業があります。そこで今回は、ガイドワイヤーなどを扱う朝日インテックを紹介します。

朝日インテックのビジョンとは

朝日インテックのビジョンは、同社資料に次のように示されています。

「低侵襲治療製品の普及を日本から世界へ積極的に発信し、 全世界の患者のQOL(Quality of Life)を高めると同時に、 全世界での『ASAHIブランド』の確立を図る」

では「低侵襲治療」とは何でしょうか。

一般的に「体にとって害のあること」を医学用語で「侵襲(しんしゅう)」といい、その侵襲の程度を抑えて治療することを「低侵襲治療」といいます。

朝日インテックの歴史

同社は、1976年の極細ステンレスロープ販売から始まり、1991年にはメディカル部門を開設、医療器具の研究開発を開始しました。

1992年には当時の厚生省から医療用器具製造業の認可を受け、国内初の心筋梗塞治療用PTCAガイドワイヤー及び外ディングカテーテルの製品化に成功しています。

その後、2004年に株式を店頭登録し、2005年には東京証券取引所市場第2部等に上場を果たしています。

同社は既に様々な国と地域で事業を展開しています。同社が展開する事業は、BRICSなどにおいても、その経済発展と共に成長しています。

新興国も含めて生活習慣が変化し、また技術が進歩した結果、カテーテル手術が求められる治療も増え、ガイドワイヤーの需要も伸びています。

朝日インテックの強みとは

朝日インテックを分析してきた証券アナリストは、次のように同社を評価しています。

「医師にとって操作性が良く、その指先の感覚を的確に、また忠実に反映でき、高性能であるという評判を聞いた。私も実際に触ってみて、その操作性の良さがわかった」

また、次のように続けます。

「朝日インテックの扱う市場は、大手企業が巨額のR&D(研究開発)資金を投入して大きく事業展開してくる規模ではない、いわゆるニッチな領域。いわば、小さな池の大きな魚というイメージだが、その小さな池は、じわじわと大きくなっていくと見ている」

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最終更新:3/12(月) 2:10
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