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インディカー開幕戦に24台がエントリー。参戦9年目の琢磨に王者獲得の期待がかかる

3/9(金) 18:16配信

オートスポーツweb

 今週末セント・ピーターズバーグで開幕を迎えるインディカー・シリーズ。開幕戦には24台がエントリーした。

【写真】新たなカラーリングで挑む佐藤琢磨

 いよいよ2018年シーズンがスタートするインディカー。昨年まではエンジンを供給しているホンダ、シボレーがそれぞれのカスタマーチームにエアロキットも供給していたが、今シーズンからはダラーラが製作したユニバーサルエアロが使用され、マシンの見た目も新しくなった。

 カーリン、ユンコス・レーシング、ハーディング・レーシングが新たに参戦し、ドライバーラインアップも大きく変更された。

 やはり長年チャンピン争いを繰り広げてきたエリオ・カストロネベスがいないのは寂しさを感じる。王者チーム・ペンスキーは4台体制から3台体制に変更し、カストロネベスはフル参戦を止めスポーツカーレースに転向。インディ500のみの参戦となった。

 しかし、ディフェンディングチャンピオンのジョセフ・ニューガーデン、ウィル・パワー、シモン・パジェノーとチャンピオン経験者3人がそろうペンスキーは今年もシリーズをリードしていくだろう。

 ライバルのチップ・ガナッシ・レーシングも2台体制に変更。“アイスマン”スコット・ディクソンのチームメイトには、昨年のルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したエド・ジョーンズが務める。

 トニー・カナーンはAJフォイトへ、チャーリー・キンボールとマックス・チルトンはカーリンへと移籍し、シボレーエンジンで今シーズンを戦う。

 もうひとつのビッグチーム、アンドレッティ・オートスポートは4台体制を維持。インディ500王者の佐藤琢磨に代わり若手のザック・ビーチが加入し、アレクサンダー・ロッシが27号車、マルコ・アンドレッティがブライアン・ハータとの共同チームである98号車から参戦とチーム内での変更も行われた。

 2月のオープンテストでインディカーの3強を抑え、全セッションでトップタイムを記録したのが、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングだ。

 今年はグラハム・レイホールに加え、佐藤琢磨がチームに復帰。強力な2台体制でチャンピオンを狙っていく。オープンテストを総合トップで終えた佐藤琢磨。インディ500連覇、そしてシリーズチャンピオンを目指し、例年以上に準備万端で開幕戦を迎える。


 開幕戦に挑むルーキーも今年は多い。AJフォイトでカナーンとコンビを組む若手ブラジル人のマテウス・レイスト、シュミット・ピーターソンにはDTMから転向してきたロバート・ウィケンス。ピエトロ・フィッティパルディとマシンをシュアするザッカリー・クレイマン・デメロ、エド・カーペンター・レーシングからロード/ストリートコースのレースに参戦するジョーダン・キング、インディ500など2戦を戦ったアンドレッティ・オートスポートのザック・ビーチ、ユンコス・レーシングでカイル・カイザーとマシンをシェアするレネ・バインダー、昨年3戦に出場したジャック・ハーベイの合計7人だ。


 いち早くユニバーサルエアロの特性をつかみ、開幕戦でリードするのはどのチームか? そして佐藤琢磨はどんな活躍をみせてくれるのか?

 注目のインディカー開幕戦決勝レースは、現地11日12時40分(日本時間12日1時40分)にスタートを迎える。

■インディカー・シリーズ開幕戦セント・ピーターズバーグ/エントリーリスト
No./DRIVER/CAR NAME/ENTRANT/ENGINE
1/ジョセフ・ニューガーデン/ヒタチ・チーム・ペンスキーチーム・ペンスキー/シボレー
4/マテウス・“マット”・レイスト/ABCサプライ・AJフォイト・レーシングA.J.フォイト・エンタープライゼス/シボレー
5/ジェームズ・ヒンチクリフ/アロウ・エレクトロニクス・SPMシュミット・ピーターソン・モータースポーツ/ホンダ
6/ロバート・ウィケンス/ルーカス・オイル・SPMシュミット・ピーターソン・モータースポーツ/ホンダ
9/スコット・ディクソン/PNCバンク・チップ・ガナッシ・レーシングチップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ
10/エド・ジョーンズ/NTTデータ・チップ・ガナッシ・レーシングチップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ
12/ウィル・パワー/ベライゾン・チーム・ペンスキーチーム・ペンスキー/シボレー
14/トニー・カナーン/ABCサプライ・AJフォイト・レーシングA.J.フォイト・エンタープライゼス/シボレー
15/グラハム・レイホール/ユナイテッド・レンタルズレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ
18/セバスチャン・ブルデー/チーム・シールマスターデイル・コイン・レーシング・ウィズ・バッサー・サリバン/ホンダ
19/ザッカリー・クレイマン・デメロ/ザ・ペイセーフ・カーデイル・コイン・レーシング/ホンダ
20/ジョーダン・キング/エド・カーペンター・レーシング・ファジー・ウォッカエド・カーペンター・レーシング/シボレー
21/スペンサー・ピゴット/オートジークエド・カーペンター・レーシング/シボレー
22/シモン・パジェノー/メナード・チーム・ペンスキーチーム・ペンスキー/シボレー
23/チャーリー・キンボール/トレシーバカーリン/シボレー
26/ザック・ビーチ/グループ・ワン・サウザンド・ワンアンドレッティ・オートスポート/ホンダ
27/アレクサンダー・ロッシ/NAPAオート・パーツアンドレッティ・オートスポート/ホンダ
28/ライアン・ハンター-レイ/DHLアンドレッティ・オートスポート/ホンダ
30/佐藤琢磨/マイ-ジャック/パナソニックレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ
32/レネ・バインダー/バインダーホルツ・ティップトップ・ティンバーユンコス・レーシング/シボレー
59/マックス・チルトン/ギャラガーカーリン/シボレー
60/ジャック・ハーベイ/オートネーション/シリウスXM MSR w/SPMマイケル・シャンクス・レーシング・ウィズ・シュミット・ピーターソン/ホンダ
88/ギャリー・チャベス/ハーディング・グループハーディング・レーシング/シボレー
98/マルコ・アンドレッティ/ルーオフ・ホーム・モータゲージ/カーブアンドレッティ・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ-アガジャニアン/ホンダ


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