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伝説のローカルCM「造船番長」に新作 変わったのは…監督に聞く 全カット自ら作画、なぜ支持されるのか

3/12(月) 7:00配信

withnews

 岡山県のみで放映されていたCM「造船番長」。造船会社のCMなのに会社の説明はほとんどなく、破天荒なキャラクターが登場するアニメーションです。今月1日から再び放映が始まり、ツイッター上で話題になっています。作品の魅力について、制作した映像ディレクターに話を聞きました。

【動画】造船番長のCMはこちら。シリーズ全編を1分45秒に凝縮。なぜか最後は「あしたのジョー」状態に

変わった点は……

 今月7日、CMの新バージョンがツイッター投稿されました。つぶやいたのは、映像ディレクターの藤井亮さん。造船番長シリーズを手がけた本人です。

 「岡山の伝説的ローカルCM造船番長シリーズ、新バージョンできました。なんと社名が変わりました!(変更点それだけ)」

 その文言の通り、作中に登場する社名が「サノヤス・ヒシノ明昌」から「サノヤス造船」に変わっただけ。どうやらスポンサー企業の社名変更に合わせて、その部分を作り替えたようです。

 この投稿に対して、「パンチが効きすぎ」「いつまででも見ていられる」「初めて見たけど……この自由過ぎるくらいが好き」といったコメントが寄せられ、リツイートは6千、いいねは8千を超えています。

サノヤス造船に聞きました

 「ここ数年テレビCMはお休みしていましたが、3月1日から地元テレビ局で放映してもらっています」

 そう話すのは、サノヤス造船の人事部長・坂根誠さん。人手不足といわれるなか、ネット上で根強い人気を持つ造船番長に「応援番長」としての役割を期待して、再び起用したそうです。

 造船からレジャー施設運営まで手がけるサノヤスホールディングス(本社・大阪市)。1911年に大阪で創業した「佐野安造船所」から始まり、2012年1月のホールディングス体制移行時に、「サノヤス・ヒシノ明昌」から「サノヤス造船」に社名を変えました。

 造船番長シリーズがスタートしたのは2010年。岡山県内のみで放映している理由は「BtoBの製造業なので、当社のCMは製品をアピールするような目的ではないですから」と坂根さん。

 船舶の建造は屋外作業が多く、寒暖の影響を受けるため、「造船業はキツイ、厳しい」というイメージを持っている若い人が多くいました。それを払拭(ふっしょく)して欲しいという願いを込め、「船を造るぜ、かっこいいぜ」と造船番長に訴えてもらったそうです。

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最終更新:3/12(月) 7:24
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