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東松島市で防災会議 計画修正案を了承 ペット対策、同行避難の必要性など明記

3/11(日) 17:03配信

石巻かほく メディア猫の目

 東松島市の2017年度防災会議が2日、市役所で開かれ、市地域防災計画の修正案を了承した。

 構成メンバーの国、県、市、消防、警察などの関係者約40人が出席。会議の会長を務める渥美巌市長が「市民の生命財産を守り、被害の軽減を図ることが大事だ。忌憚(きたん)のない意見をお願いしたい」とあいさつした。

 
 事務局の市防災課は、地域防災計画の総則、風水害等災害対策編、地震災害対策編、津波災害対策編の共通部分を抜粋し、修正箇所と理由を説明し理解を求めた。

 津波災害対策編の消防本部の消火活動については、「消防団を指揮し」の文言を「消防団と連携し」に改めるなど委員の要望を反映させた。

 風水害等災害対策編の指定避難所における愛護動物(ペット)対策については、衛生面に配慮しながら可能な限り、同行避難者の受け入れ態勢を整備する一方、平常時から飼い主に対して、同行避難の必要性や避難所での適切な飼育管理について普及啓発する旨の文章を明記した。

 委員から「(東日本大震災では)好きな人と嫌いな人との格差があり、苦労した。避難所でのペットの扱いや注意事項を文書で提供してほしい」といった意見があった。

 担当課長は「トラブルなどがあったことは把握している。自主防災組織の研修会でマニュアルなど作成できないか検討したい」と、双方の立場を尊重した上で前向きな回答をした。

 
 市町村の地域防災計画は災害対策基本法の規定により、毎年検討を加えなければならず、今回は県地域防災計画の修正に基づき、16年度分を修正した。