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ひな人形姿で舟巡り /千葉・香取

3/11(日) 11:42配信

千葉日報オンライン

 歴史的建造物が立ち並ぶ千葉県香取市佐原で10日、ひな人形の格好をした参加者が、船に乗ってパレードする「さわら雛(ひな)舟春祭り」が開かれた。三人官女や五人囃子(ばやし)などに扮(ふん)した計35人を一目見ようと、小野川沿いには多くの人があふれた。

 佐原の町並みの商店などに、ひな人形を並べる「さわら雛めぐり」(25日まで)の関連イベントで、今年で6回目。水郷佐原観光協会によると、水上で見られるひな祭りは全国でも珍しいという。

 参加者は事前に募集し、選考で決定。7隻に分かれて乗り込み、雅楽の音色が鳴り響く中、1日で3回パレードした。

 注目のおひなさまは、短大生で地元在住の吉川利菜さん(20)、お内裏さまは、東京都杉並区の会社員、藤田倫久さん(30)。二十歳の記念として応募した吉川さんは「十二単(ひとえ)が着られて貴重な経験ができた」と笑顔。藤田さんは「お客さんとの距離が近くて、熱い祭りだと感じた」と話した。

 さわら雛めぐりでは、江戸・明治期の古びなや、御所を模した建物に人形が収まる御殿飾りなど各商家に伝わる大切なひな人形が店頭に飾られている。店先の桃色のまねき布が展示場所の目印。