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観戦が3倍楽しくなる! コースの情報を“予習”してみよう【ゴルフ】

3/11(日) 12:00配信

みんなのゴルフダイジェスト

プロゴルファーであり、ツアー解説者としても年間50試合以上ゴルフツアーを見てきたタケ小山は、「上手くなるために大事なのは『見ること』です」と話す。そして、プロの試合をより深く見るためには開催コースの“予習”が大事だという。著書「ゴルフは100球打つより見てなんぼ!」よりトーナメント観戦を2倍にも3倍にも楽しくする方法をご紹介。

開催コースを調べてみよう

「よし! トーナメント観戦に行くぞ!」と決めたら、開催コースの情報もチェックしましょう。試合会場となるコースは、いったいどんな設計家の手によって造られたのか。最低限、そのくらいの情報は知っておきたい。

日本人の設計家であれば、東の井上誠一、富澤誠造、赤星四郎&六郎兄弟、西の上田治。海外の設計家なら、C・H・アリソン、P・ダイ、D・ミュアヘッドなどが有名です。名前ぐらいは、聞いたことがあるでしょう。

たとえば、井上誠一の設計コースだったら、「グリーン周りのバンカーが深いから、それをいかに避けて攻略するかがカギだな」とか、P・ダイの設計なら、「池が戦略的に絡んだホールが多いから、観戦するなら池のあるホールだな」とか、それぞれの設計家の特徴がわかっていれば、どこをどう見ればいいかという観戦のポイントも、おのずと絞られてきます。

最近は、ほとんどのコースがホームページを持っていて、1ホールごとの詳しいコースレイアウトを調べることができるし、各トーナメントの公式ウェブサイトにアクセスすれば、より詳しい情報を得ることができるので、参考にしてみるといいでしょう。

もっと深く、試合を楽しみたいなら、開催の前に、試合会場のコースをラウンドする、という手もあります。日本オープンや日本プロなどのメジャー大会は、名門コースが舞台になることが多いので、プレーの予約を取るのは難しいですが、それ以外の試合なら、ビジターだけでもラウンドできるコースは意外にあります。

トーナメントが開催されるコースは、何ヵ月も前から、試合に合わせてコース整備やメンテナンスを行います。フェアウェイの幅をギュッと深く絞ったり、ラフの芝を刈らずに、伸ばしたままにしたり。グリーンは、一般営業のときとは比べものにならないくらいに硬く、そして転がるスピードも速くなります。

試合を見ていて、プロが1メートルもないショートパットを外すと、「あの距離だったら、オレだって入るよ!」と思うこともあるかもしれませんが、プロの試合はグリーンが非常に硬いので、一般営業のときと難易度がまったく異なります。一度でも経験してみればわかります。「プロって、こんな厳しいセッティングで試合しているのか」と。

こういう情報を知って試合を見るのと、知らずに見るのとでは大違い。観戦の楽しさは2倍にも3倍にもなるし、そのぶんだけ、自分にフィードバックされる情報もより多くなるのです。

「ゴルフは100球打つより見てなんぼ!」(ゴルフダイジェスト新書)より

みんなのゴルフダイジェスト編集部