ここから本文です

森友文書「書き換え認める」報道。新聞各紙がどう伝えたのか、比べてみると…

3/11(日) 13:48配信

BuzzFeed Japan

森友学園の土地交渉をめぐる、財務省の「決裁文書書き換え疑惑」。3月10日に「週明けにも財務省が書き換えを認める方針」と共同通信などが報じたことで、潮目は変わった。翌11日。新聞各紙は、問題をどう報じたのだろうか。BuzzFeed Newsでは、各紙を比較した。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

朝日新聞が3月2日に特報してから国会で取りざたされ、財務省による調査が進んでいたこの問題。

その報道によると、もともとの決裁文書から「特例」という文言や、交渉経緯が丸ごと削除され、国家議員に開示されていたという。

当初は報道の真偽を問う声もあがっていたが、関係者の自殺や、当時理財局長だった佐川宣寿・国税庁長官の辞任が重なり、疑いは深まっていた。

読売新聞「事態収束 見通せず」

読売新聞は、1面トップで報じた。これまでの経緯を表付きで掲載している。

記事では「国会答弁と矛盾するととられかねない部分などを削除」としており、書き換えのあった箇所については、朝日新聞の報道を引用している。

そのうえで、政府・与党が「幕引きを図りたい考え」である一方で、政府内には「麻生財務相の責任問題に発展しかねない」という声があると紹介した。

2面では、与野党幹部の発言を一覧にして紹介。「与党は政府に丁寧な説明を求めて今国会を乗り切りたい考えだが、事態の収束は見通せない情勢となっている」としている。

毎日新聞「佐川氏 指示か」

毎日新聞も、1面トップ、2面、社会面で展開。佐川氏が「問題の責任者として書き換えを指示した可能性が高い」と指摘した。

変更箇所については、「特殊性」という文言の削除などがあったとし、佐川氏が「事前の価格交渉はなかった」としていることから、「森友への国有地販売の特殊性を否定しており、決裁文書は佐川氏の答弁に沿うように書き換えられた可能性」と踏み込んだ。

2面でも「麻生氏の進退焦点」との見出しを掲げ、「与党内にも麻生氏辞任につながるとの見方がある」と指摘しつつ、安倍首相が「政権の屋台骨である麻生氏を守る姿勢を崩していない」とした。

政府筋の「麻生氏は書き換えの事実を知らなかった」というコメントも紹介。一方で、佐川氏が書き換えに関与したことを示唆する政府関係者のコメントも引いている。

1/3ページ

最終更新:3/11(日) 21:26
BuzzFeed Japan