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「彼は苦しんでいたが…」指揮官も称賛した岐阜FW風間宏矢の“姿勢”

3/11(日) 18:26配信

ゲキサカ

[3.11 J2第3節 千葉2-3岐阜 フクアリ]

 苦しい状況だった。開幕2試合連続での完封負けを喫したFC岐阜は、千葉戦では前半25分に先制を許してしまう。同34分にFW田中パウロ淳一、後半13分にMF永島悠史の得点で一時は逆転しながらも、同34分に同点に追い付かれた。だが、ドローが濃厚となった同45分にMF風間宏矢が値千金の決勝点を叩き込んだ。

 開幕2戦は出場はおろか、ベンチ入りもかなわなかった。「キャンプ中にコンディションが上がっていなくて、今までで一番悪いキャンプだった」ようだが、「練習や練習試合で感覚が戻ってきたところ」と徐々に調子を上げると、千葉戦でベンチ入りを果たし、後半34分にピッチへと送り込まれた。そして、2-2のまま試合終了を迎えようかという後半45分に大仕事をやってのける。

 左サイドでボールを受けると「自分で仕掛けてシュートというイメージができていた」と中央へと切れ込む。対面するDF山本真希が下がって対応しようとするとスピードをアップさせ、後方から迫ってくるMF茶島雄介をワンタッチでかわすと、シュートコースが生まれ、右足で放ったシュートは一直線にゴールネットに突き刺さる。ゴールが決まったことを確認した風間は、歓喜を爆発させた。

 チームを今季初勝利へと導く一撃となったが、「今週、ずっと練習していた形だった」と明かす。そして、その姿勢を大木武監督はしっかりと見つめていた。「彼は今シーズンなかなかメンバーに入れずに苦しんでいたが、毎日シュート練習をしていた。本当に素晴らしい」と練習に取り組む姿勢、そして練習の積み重ねをしっかりと結果に結び付けたことを手放しで称賛。本人は「たまたまですよ」と苦笑しつつ、「でも、イメージはできていたかな」と誇らしげに語った。

 ようやく立てた今季初のピッチ。そして、自身初ゴールを奪い、チームも初白星を挙げた。「もっともっとコンディションを上げていかないといけない。個人としてもチームとしても、今よりも先がもっと大事になるので、右肩上がりで調子を上げていきたい」とこの一戦をきっかけに勢いに乗っていきたい。

最終更新:3/11(日) 20:03
ゲキサカ