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<鳥栖>初先発イバルボ、元同僚にささげるゴール 鳥栖2-1横浜M

3/11(日) 11:06配信

佐賀新聞

 「お待たせしました」という本人の声が聞こえてきそうな躍動ぶりだった。鳥栖はけがで出遅れていたFWイバルボが、今季リーグ戦初出場で初得点の活躍。2試合を終え、チームはまだ勝ち星がなかっただけに、「きょうはとにかく結果にこだわった。勝ててよかった」と笑顔を見せた。

 沖縄キャンプでは別メニュー調整が続き、復調の兆しが見えた開幕直前にけがに見舞われた。焦る気持ちを抑えつつ体を整え、7日のルヴァン杯・湘南戦に後半から出場。この日は先発で序盤からアクセル全開で仲間を引っ張った。

 前半12分、FW趙東建(チョ・ドンゴン)が相手のバックパスをカットして冷静に流し込み、上々の立ち上がり。連動性のあるプレスで相手を追い込み、ボールを奪った仲間からパスを受けると、驚異的なキープ力で前線に駆け上がった。

 後半にはペナルティーエリア内で相手選手のハンドを誘ってPKを獲得。キッカーを務め、ゴール右にきっちり決めた。

 心の中には深い悲しみがあった。イタリアのカリアリ時代にともにプレーしたダビデ・アストーリ選手(31)が4日に急逝。「彼にゴールをささげたい」と、ピッチに両膝をついて手を合わせた。

 「コンディションを保ち、これからもチームに力を与え続けてほしい」とフィッカデンティ監督。フル出場を果たし、手応えを得たイバルボは「『自分がどうしたいか』ではなく、監督がチームに求める動きを理解し、プレーするだけ」と言い切った。

最終更新:3/11(日) 11:06
佐賀新聞