ここから本文です

震災を風化させない。継続的な支援を行う現在進行型のプロジェクトたち

3/11(日) 19:27配信

Webマガジン コロカル

コロカルニュースvol.2346

7年前の今日、東日本大震災が発生しました。“復興”に終わりはなく、今も被災地では仮設住宅入居者が約20,000人(2017年現在)も残っているなど、震災前の生活を取り戻せない人がたくさんいます。震災を風化させず、継続的な支援を行うために……。東日本大震災にまつわる現在進行型のプロジェクトたちをご紹介します。

【写真で見る】岩手県・宮城県・福島県の杉間伐材を使用した割り箸〈希望のかけ箸〉

■全額寄付される日本酒〈特別純米生原酒 3.11 未来へつなぐバトン〉

宮城県大崎市の酒蔵〈一ノ蔵〉が作るお酒、〈特別純米生原酒 3.11 未来へつなぐバトン〉。宮城県内で環境に優しい農業を行っている農家より購入した原料米「蔵の華」を100%使用し、蔵人達が心を込めて醸した特別純米生原酒です。この商品の売り上げの全額は、被災した子供たちへの支援基金「ハタチ基金」に寄付されます。お値段は720mlで1,617円(税込)。購入はネット通販にて。

このお酒は、〈一ノ蔵〉で行っている「未来へつなぐバトン 醸造発酵で子供たちを救おうプロジェクト」の取り組み。「ハタチ基金」とは、東日本大震災時に0歳だった赤ちゃんが、無事にハタチを迎えるその日まで、子供たちのサポートを継続的に行う期限付き基金です。

「ハタチ基金」の支援の方法は、毎月の継続寄付と、都合の良い時に、ご自由な金額を寄付する方法があります。どなたでも募金を行うことができます。

■福島の漁業の現状を描く「ふくしまの海は、負けない。」

福島県が公開した、福島の水産業の現状にフォーカスしたWeb限定ムービー「ふくしまの海は、負けない。」

2011年3月11日。東日本大震災で福島の漁業は大きなダメージを受けました。多くの船は津波で流され、漁港は、10港すべてに被害が及んでいます。さらに、福島第一原発の事故の影響で、船があっても漁に出られない日々が続きました。それでも、負けず嫌いな漁師たちは海と向き合うことをやめませんでした。

震災から1年3ヶ月が経った2012年6月、ついに試験操業を開始。モニタリング検査で安全性が確認された魚種と海域に限り、漁ができるようになりました。当初は3種のみだった漁獲対象種も、2017年末の時点で、出荷制限魚種を除く全ての魚介類(約170種)に。本操業に向けて、着実に歩みを進めています。

福島県が、東日本大震災翌年の2012年から公式YouTubeチャンネルにアップロードし続けてきた公式動画は、1,400を超えます。スペシャルサイト「FUKUSHIMA NOW」にて視聴できるので、ぜひチェックを。

■東京・中野の中野マルイにて「高校生百貨店」開催

2018年3月17日(土)・18日(日)の2日間にわたり、東京・中野区の〈中野マルイ〉にて、「高校生百貨店」が開催されます。

これは、東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻地域(宮城県石巻・女川・東松島)の魅力ある商品を販売するポップアップショップ。高校生がバイヤーとなり発掘した商品を、生産者の想いや背景に触れ、販売会にて発信します。

東日本大震災以降、多くのお店や企業が事業を再スタートさせて、地元の魅力が詰まった商品が溢れる石巻地域。『高校生百貨店』が生産者の代わりに販売することで、販路の拡大や商品のPRにつなげようという試みです。

「石巻を元気にしたい!!」との想いで作られた〈いしのまきのさんまカレー〉や〈くじらの大和煮缶詰〉、〈ISHINOMAKI IPPINサバトマト煮〉など、美味しいものがたくさん!

1/2ページ