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戦争という日常を生きる女性たちをワンシチュエーションで描いた「ガザの美容室」6月公開

3/12(月) 14:34配信

CDジャーナル

 パレスチナ自治区ガザにある美容院を舞台に、戦争という日常をたくましく生きる13人の女性たちを描いた映画「ガザの美容室」が6月23日(土)より、東京・新宿 シネマカリテ、アップリンク渋谷ほかにて公開。

 “戦火の中に取り残された小さな美容院”というワンシチュエーションで描かれる「ガザの美容室」。ガザで生まれ育った双子の監督、タルザン&アラブ・ナサールは制作へと至った動機について「ガザ地区の女性たちは、頭からつま先までベールで覆っていて、外の世界の価値観を知らないというようなお決まりの姿で描かれる。でも他の地域の女性と同じように、彼女たちは幸せを感じたり悲しんだり、日々の問題に向き合い、恋もするし、自分の意見も持っている。僕らは、そんな人々の暮らしを映画にしたかったんだ」とコメントしています。

 また劇中、“たわいない毎日を送る”ことを選択する女性たちについてタルザン&アラブ・ナサール監督は「メイクをすることやヘアスタイルについて相談することも、レジスタンスになり得るし、それが人を生きることや希望に向けさせるんだ。 戦争中であっても、彼女たちは常に人生を選択している。僕たちは“虐げられたパレスチナの女性”ではなく、人々の暮らしを、死ではなくて人生を描かなきゃならないんだ」と語っています。

最終更新:3/12(月) 14:34
CDジャーナル