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【インド】IT産業成長率、向こう3年間は1桁止まり

3/12(月) 11:30配信

NNA

 インドの格付け会社ICRAは、IT産業の向こう3年の成長率が1桁成長にとどまると予測した。対米ドルでのルピー高や米国の専門職向け就労ビザ(査証)「H1B」の審査厳格化などが、IT各社の業績に影響を与える見通し。ビジネス・スタンダード(電子版)が伝えた。
 調査対象のITサービス企業14社の2017/18年度第3四半期(17年10~12月)における増収率は前年同期比で約4.2%だった。16/17年度通年の伸び率(9.4%)や同年度までの5年間に記録した年平均成長率(17.1%)を大きく下回った。
 ICRAはルピー高や米国のビザ審査厳格化が伸び率の鈍化に影響したと分析した上で、「今後もこの傾向は続く」と予想。19/20年度までのCAGRは5~9%台で推移するとの見方を示した。
 一方、IT各社の財務体質は健全な水準で推移すると予想した。「売上高や利益の伸びは低迷するが、事業拡大などに投入する資金確保が難航するとは考えにくい」としている。

最終更新:3/12(月) 11:30
NNA