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【ミャンマー】緬、中国、バングラが電力供給で合同委設置へ

3/12(月) 11:30配信

NNA

 ミャンマー、中国、バングラデシュの3カ国は9日、ミャンマーの首都ネピドーで閣僚・高官級の会合を開き、中国からミャンマー、バングラデシュ両国への送電実現に向けた合同委員会を設置することで一致した。
 ミャンマーのウィン・カイン電力・エネルギー相は中国国家能源局の副局長、バングラデシュのエネルギー担当首相付顧問との会合終了後、中国からの電力供給について「原則的に合意した」と説明。3カ国の合同委員会を近く設置し、送電上の技術的な問題やコスト負担などを含む話し合いを進めると述べた。
 電力・エネルギー省が出した声明によると、今回の会合は、3カ国間で送電網の相互接続、関連するインフラの開発を行い、電力売買を進めていくことが目的。3カ国が電力取引で公式会合を実施したのは初めてとなる。
 同省は、「(中国からの送電の)開始に向けた十分な協議を行った」としており、今後設置する合同委員会で実現に向けた具体的な方法を探る。
 ウィン・カイン電力・エネルギー相は、「3カ国の計画が実現すれば、国内への電力供給がより効率的に行える」と前向きな姿勢を示した。
 中国はかねて、習近平政権が掲げる現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の一環として、雲南省からミャンマー、バングラデシュへの送電を進めたい考えを示していた。雲南省では電力の85%を水力で発電しており、中国東部やベトナム、ラオスへも余剰電力を送っている。
 雲南省からバングラデシュへの送電はミャンマーを経由することになるため、3カ国での協議を進めたとみられる。

最終更新:3/12(月) 11:30
NNA