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<大森南朋&AKIRA>北原白秋と山田耕筰役でW主演 映画「この道」が箱根でクランクアップ

3/13(火) 7:00配信

まんたんウェブ

 俳優の大森南朋さんが稀代の詩人・北原白秋役を、EXILEのパフォーマーで俳優としても数多くの映画やドラマに出演しているAKIRAさんが気鋭の音楽家・山田耕筰役でダブル主演する映画「この道」(佐々部清監督)が2月末にクランクアップ。白秋・耕筰共にこよなく愛したという明治11(1878)年に創業した箱根の老舗・富士屋ホテルで会見を開いた。

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 同所は「007シリーズ」をはじめ多くの洋画の撮影に使われたが、約140年の歴史の中で、日本映画の撮影は初めて。「半落ち」(2004年)で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した佐々部監督がメガホンをとり、劇場版アニメ「かぐや姫の物語」(13年)や14年に放送されたNHK連続テレビ小説「マッサン」で知られる坂口理子さんが脚本を担当した。キャストは、白秋が師と仰ぐ歌人・与謝野鉄幹役を松重豊さん、鉄幹の妻であり白秋の姉的存在である女流詩人・与謝野晶子役を羽田美智子さん、「赤い鳥」創刊者・鈴木三重吉役を柳沢慎吾さん、白秋の最初の妻・松下俊子役を松本若菜さん、白秋の3番目の妻・菊子役を貫地谷しほりさんが演じている。

 大正7(1918)年に日本の子供たちに、日本人による「童謡」を作ろうと文学者の鈴木三重吉が雑誌「赤い鳥」を刊行し童謡が誕生してから今年で100年を迎える。三重吉は奇抜な詩で名をはせていた詩人・北原白秋と、ドイツ留学を経て日本で初めて交響楽団を結成した音楽家・山田耕筰に童謡創作の白羽の矢を立てる。最初は才能がぶつかり反目する2人はあることがきっかけで手を取り合い、数々の童謡を世に出していく。だが時代の波によって2人は苦悩の淵に立たされる……というストーリー。

 会見で、大森さんは「北原白秋という人物が、こんなに波瀾(はらん)万丈な人生で人間味あふれたすてきな人物だったということを今回初めて知りました。私は白秋の詩を全部読み切ったわけではないのですが、今回題材となっている『この道』の歌の世界にすごく引き込まれましたし、故郷への思いと情景を見たくてクランクインする前に白秋の生まれ故郷・柳川まで行かせてもらったりもしたので、『この道』の世界が好きです」と役への思いを語った。

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最終更新:3/13(火) 7:00
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