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【金鯱賞・後記】スワーヴリチャード 強敵サトノダイヤモンドに勝っても大阪杯の断然主役と言えないワケ

3/12(月) 21:47配信

東スポWeb

 11日、中京競馬場で行われたGII金鯱賞(芝2000メートル)は、スワーヴリチャード(牡4・庄野)が1番人気に応えて優勝。GI大阪杯(4月1日=阪神芝内2000メートル)の優先出走権を手に入れた。強敵サトノダイヤモンドを制したことで、果たして同馬は本番でも断然の主役となるのか。レースを振り返りつつ、その可能性を探った。

 大外枠からスッと先行し、スローペースと判断するや、向正面でヤマカツエースを制して内の2番手を確保。場内がどよめいた向正面でのシーンについて、M・デムーロは「前走(有馬記念=4着)のように外々を回る競馬は嫌だった。だからちょっと前に行く形にしたんだ」と涼しい表情で振り返る。

 粘るサトノノブレスを必殺の右手前でねじ伏せたパートナーを「プラス10キロは成長分。初めて乗った時からずっといい馬だと思っていたし、これからが楽しみだよ」と絶賛。これは管理する庄野調教師も同様で「前に壁をつくれずに少し力んでいたが、他の馬もペースを上げてくれたので、その後は楽に行けた。直線も追い出しを待つ余裕があったな。いい意味でずるさが出てきたし、課題のゲートもうまく出てくれた」。始動戦を勝利で飾った人馬を笑顔でねぎらった。

 しかし、今回の勝利で次走の大阪杯でも断然の主役と判断するのは難しい。勝ち時計は前日の500万下より0秒7も遅い2分01秒6。底力が問われる展開とならなかった一戦に、果たしてどこまで価値があるかは疑問が残るところだ。何よりも本番は不得手にしている右回り。内にササる面があるだけでなく、有馬記念の最後の直線は「右手前のまま走っていた」(庄野師)。手前の替え方に課題が残るからだ。

 それでも同師は中間の取材で「まだ言えないが、思うところはある」と本番に向けて腹案を温めている様子。右回り克服という最後のピースを埋め、古馬王道路線の主役に君臨するか――。4・1大阪の陣でスワーヴリチャードの真価が問われる。

最終更新:3/12(月) 21:47
東スポWeb

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