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シイタケ粉入りで発売 手軽に栄養摂取 大分県「麦の穂」パンケーキミックス

3/12(月) 15:02配信

日本農業新聞

 大分県杵築市にある農事組合法人「新庄農地利用組合」の加工グループ「麦の穂」は、シイタケ粉末入りのパンケーキミックスを発売した。ビタミンDが豊富な天日干しシイタケを使い、手軽においしく栄養を取れるのが売りだ。規格外品を用いており、農閑期の生産者には新たな収益源になる。粉末は同市と東京農業大学が共同開発した。「産官学」が連携し、特産を生かした名物として育てる考えだ。

 商品名は「しいたけパウダー入りパンケーキミックス」。バターやジャムと合わせておやつに食べるだけでなく、甘さ控えめなので主食でも楽しめる。サラダやハム、ベーコンとも相性が良い。

 東農大によると、機械乾燥した同量のシイタケに比べ、天日干しはビタミンDが100倍多いという。うま味も増す。シイタケが苦手な人でも苦なく食べられる。

 販売が本格化すれば、原料シイタケは1キロ当たり1000円で農家から加工を担う業者などが買い取る予定だ。1日干す作業が農家の手間にはなるが、農閑期に対応できるため負担は少ない。

 「麦の穂」は1月半ば、消費者のパンケーキミックスに対する反応を確かめるため、東農大と協力して試食販売を実施した。購入を希望する人から取り扱う店について質問を受けるなど、結果は軒並み好評だった。

 「麦の穂」の工藤笑子代表は「同大と共に素晴らしい商品が開発できた。試食では特に子育て世代の人から反響があった。健康づくりに役立ててほしい」と話す。

 市内の3店舗で販売している。今後は、農産物直売所、東京・世田谷区の東農大の生協などで扱う予定だ。1袋(139グラム)360円。

日本農業新聞

最終更新:3/12(月) 15:02
日本農業新聞

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