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SL展示跡を「インスタ映え」するフォトスポットに さいたま・中央区役所に壁画、スマホ固定する台も設置

3/12(月) 10:31配信

埼玉新聞

 2016年9月までSLが展示されていた、埼玉県さいたま市中央区役所に「羽」をモチーフにしたカラフルな壁画がお目見えした。跡地を有効活用しようと、中央区在住の画家、寿の色(じゅのしき)こと鈴木香奈子さん(28)が、区の依頼を受けてボランティアで制作。いろんな撮影が楽しめる「インスタ映え」するフォトスポットに仕上げた。

 壁画は縦2・7メートル、横3・6メートル。ベニヤ板を貼り合わせたキャンバスに、2月13日から27日にかけてペンキで色を塗った。さいたま市10区のカラーを鮮やかに表現。「絵を見た人が明るい気持ちになってもらえたら」。鈴木さんはそんな思いを込め、通り掛かった人たちにも色塗りを手伝ってもらったという。

 「市民や区民の皆さんに大きく羽ばたいてほしい」と中央に大きな羽と、左右に子ども用の小さな羽を配置。区の花のバラも散りばめた。チョウのようにも見える羽は2枚一組。1人での撮影のほか、2人で向かい合ってポーズを決めたり、さまざまな楽しみ方ができる。スマートフォンなどを固定するための台も設けた。

 SLが撤去された場所は普段、駐輪場として使われ、区の若手職員によるプロジェクトチームが映画会などのイベントを開催している。にぎわい創出と若手芸術家の支援を目的として、インスタ映えする壁画の制作を企画。「ずっと見てきたSLがなくなり、寂しかった」と感じていた鈴木さんは依頼を快諾した。

 区総務課は「婚姻届の提出など、さまざまな記念の撮影に利用してほしい。撮影した写真をSNS(会員制交流サイト)にアップすることで、芸術のまち中央区のアピールにもつながれば」と期待を寄せている。

最終更新:3/12(月) 10:31
埼玉新聞