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リザーブとしてF1に関わるクビサ、自身の役割に満足「レースドライバーとは違った、より深い理解が得られる」

3/12(月) 8:00配信

motorsport.com 日本版

 昨年、ラリー事故からの本格的なF1復帰を目指したロバート・クビサだが、結局2018年のレースシートを得られず、ウイリアムズのリザーブ兼開発ドライバーに就任した。しかし、プレシーズンテストでも走行を担当した彼は、現在の役割を楽しんでいるようだ。

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 2011年以来のF1プレシーズンテスト参加となるクビサに、感想を聞くと「良い気分だ」と彼は答えた。

「1年前に僕がいた場所を考えると、事態は大きく変わっている」

「実際、僕は今の自分の立場を楽しんでいる。僕には多くのチャレンジが与えられているし、チームが働くのを見る機会も与えられている。多くのことについて、違ったものの見方が得られているんだ」

「レースドライバーである時には、物事は”レースドライバー・モード”で見えてくる。エンジニアや技術者、メカニックなどを含めた全体でチームは機能しているが、レースドライバーである時にはあまり深く関わることはできない。今の僕の状況とは違ってね」

「良い機会だし、今はそれを楽しんでいる。面白くて、興味深い1年になりそうだ」

 テストで計2日半ほどの走行を行ったクビサに、ウイリアムズのマシンの評価を聞くと、彼は次のように答えた。

「僕の見解では、チームが立てていた目標と自分が居たポジションから考えて、どのエリアで作業を行わなければならないか明確な情報が得られたと思う。それをさらに最適化するのは、レースドライバーの仕事だ」

 クビサはテスト最終日の午前もドライブを担当する予定だったが、レースドライバーのランス・ストロールにシートを譲った。これにより悪天候とトラブルのせいで走行時間が失われていたストロールは、開幕戦の前に走行距離を27周上積みすることができた。

 この決断について、クビサは「彼ら(レースドライバー)がマシンに乗るチャンスを与えることが、正しいことだと感じたんだ」と語った。

「昨日(テスト3日目)の走行を終えた後で、良いアイデアが浮かんだ。僕ではなくて、レースドライバーがもっとマシンに乗る方が、より大きな恩恵を生むと考えたんだ。特に、彼らはチームにポイントを持って帰ってこなくてはいけないから。とてもシンプルだよ」

Scott Mitchell