ここから本文です

スーパーフォーミュラ鈴鹿公式テスト初日午後:赤旗4回、混乱のセッション。終了間際のアタックを決め、中嶋一貴がトップタイム

3/12(月) 20:08配信

motorsport.com 日本版

 鈴鹿サーキットで行われた2018年のスーパーフォーミュラ公式テスト1日目午後のセッションは、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップタイムをマーク。トヨタエンジン勢がトップ3を独占する結果となった。

スーパーフォーミュラの次期マシンSF19の風洞実験モデル

 15時00分から始まった1日目午後のセッション。ドライバー陣営は基本的に午前と変わらないが、B-Max Racing Teamはヤン・マーデンボローに代わって、千代勝正がステアリングを握った。

 午前中は赤旗中断もなくスムーズにセッションが進んだが、午後は一転してトラブルやコースオフする車両が頻発した。

 まずは開始7分でニック・キャシディ(KONDO RACING)が130Rを過ぎたところでコース上にマシンを止めてしまい赤旗中断。すぐにマシンが回収されセッション再開となったが、開始25分のところで今度は福住仁嶺(TEAM MUGEN)がデグナーカーブふたつ目でコースオフしスポンジバリアにフロントからクラッシュした。幸い福住に怪我はなく、マシンのダメージも少なかったため、セッション後半には走行を再開している。

 開始から1時間30分を過ぎたところで、今度は関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がデクナーふたつ目でスピンしコース上でマシンをストップさせてしまい、3度目の赤旗。そのセッション再開直後の1時間45分経過のところで、それまでのトップタイムを記録していた平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が、ダンロップコーナーの先でコースオフしクラッシュ。これにより4度目の赤旗中断となった。平川に怪我はなかったが、フロントウイングと右フロントサスペンションを破損してしまった。

 午前中とは打って変わり中断回数が多かった午後のセッション。そのため急遽終了時刻が15分延長された。セッション終盤になると、各車が新品タイヤを装着してコースイン。今年から全戦で2スペック制となるため、ソフトタイヤでアタックをしたマシンがほとんどだった。

 まず速さをみせたのが、P.MU/CERUMO・INGING勢。昨年王者の石浦宏明はミディアムタイヤでアタックし1分36秒295をマーク。その直後、チームメイトの国本雄資がソフトタイヤで1分36秒178を記録してトップタイムを更新。チャンピオンチームがワンツーで初日のセッションを締めくくるかと思われた。

 しかし、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がソフトタイヤで1分36秒141を叩き出しトップに浮上。ここでチェッカーフラッグが振られた。2番手は国本、3番手が石浦となり、トヨタエンジン勢がトップ3独占となった。しかし、ホンダエンジン勢も肉薄しており、4番手に松下信治、5番手に野尻智紀とDOCOMO TEAM DANDELION勢がつけた。また、午後のみの走行となった千代は18番手タイムでセッションを終えている。

 なお、午前のセッションでトップだった小林可夢偉(carrozeria Team KCMG)と午後トップタイムの中嶋は、WECテストに参加するため、今日のみ走行となっている。

吉田知弘

Yahoo!ニュース特設ページ