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メルセデス、テストで本格的な予選アタック実施せず? 速さは”未知数”とボッタス語る

3/12(月) 20:29配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、チームとして必要性を感じなかったため、開幕戦オーストラリアGPを前にテストで本格的な予選シミュレーションを行っていなかったと明かし、自分たちの本当の速さはまだ未知数だと語った。

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 メルセデスにとって、バルセロナで行われた計8日間のテストで記録したベストタイムは、ルイス・ハミルトンがウルトラソフトタイヤでマークした1分18秒400。これは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが記録した総合ベストタイムよりも1.218秒遅いタイムだ。ただし、ベッテルはハミルトンよりも軟らかいタイヤ、ハイパーソフトを使用している。

 一方、レースシミュレーションを行っていた際のメルセデスのペースは優れていた。ボッタスもロングランに集中していたため、2週間後に迫る開幕戦オーストラリアGP予選まで、真のペースは分からないと述べた。

「ロングランとレースシミュレーションはとても良かった」

 そうボッタスはコメントした。

「どちらにせよ、どこかが他の誰よりも1秒近く速いとは考えていない。それは真実じゃない」

「レースシミュレーションを行い、ロングランでのマシンとタイヤの感触が得られたのは良いことだ」

「テストなら、マシンの中で様々なことにトライする時間もあるし、マシンをより快適に感じられるようにする時間もある。ルイスも僕と同じようなことをやっていた」

「僕たちの、純粋な1ラップのペースは未知数だと言わなければならない。だけど、数週間後にはそれがよく分かるだろう」

 メルセデスはテストで100%全力を発揮する必要はないと考えていたとボッタスは明かし、ニューマシンのW09が予選モードでもうまく機能することに自信を持っているようだ。

「すべてのものが適切に機能していれば、予選のセッティングをして、マシンがどれだけ速く走れるかは分かる」

「僕たちは、テストで最大限に学習しようと努力していた。様々なセッティングで安定して走り、本当の違いを見極めていた。タイムシートではなく、自分たち自身に焦点を合わせていたんだ」

 メルセデスとしては悪天候により走行が制限され、タイムも伸び悩んでいた1回目のテストの方が、2回目のテストよりも多くのことを学べたと語っている。

 チーム在籍2年目を迎えるボッタスは、テストを通して2018年用のW09の競争力について多くのことを学び、トラック上で自分のパフォーマンスに集中することができたと話した。

「あまり多くのことに慣れる必要がなかったので、かなりスムーズにいった」

「マシンの感触は間違いなく良くなっている。ただ、路面が再舗装されているので慎重になる必要がある。グリップが増えているため、マシンが良くなったように感じるからだ」

「これまでのところマシンの挙動や全体的なバランス、ハンドリングなど、間違った方向には行っていないと思う」

「僕のドライビングスタイルにより適しているかどうかは分からないけど、さらにいくらかの改善を施し、バランスをもっと良くしていく」

「マシンに適応できるかどうかは、僕次第だ。今の所良いスタートが切れている」

Scott Mitchell