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ポルシェCEO、次期型「911」のハイブリッド・バージョンは「史上最もパワフルな911になる」と発言

3/12(月) 5:00配信

Autoblog 日本版

どうやら我々はポルシェの次期型「911」に加わるハイブリッド・バージョンについて、考えを改めなければならないようだ。自動車メディア『Automobile Magazine』は今年1月、電気モーターがアシストする911は2023年頃に登場し、その最高出力は485hp、最大トルクは760Nmになると伝えていた。確かにそうした911ハイブリッドも有り得るだろう。ポルシェは出力の異なる「E ハイブリッド」システムを2つのモデルに投入している。しかし、ポルシェのオリバー・ブルームCEOは英国の自動車メディア『Autocar』に対し、911のハイブリッドは「これまでで最もパワフルな911になるだろう。700bhpも不可能ではない」と語ったというのだ。
911の中でもシリーズを限定しないなら、ブルームCEOは実際のところ700馬力を超える数値を思い描いていると考えられる。なぜなら、「911 GT2 RS」がすでに700psに達しているからだ。しかし、もし彼の発言をGTシリーズを除く標準モデルのシリーズに限定するなら、エンジニアは「911ターボS エクスクルーシブ・シリーズ」の607psを越えさえすればいい。

プラグイン・ハイブリッドの911が700馬力を超える可能性があると我々に信じさせる情報が2つある。1つは、米国の自動車メディア『Motor Trend』が予想していた4年前の記事だ。そこには「パナメーラ ターボSと911 ターボSの両方に、700hpを超えるプラグイン・ハイブリッド化されたモデルが2017年までに誕生するとみられる」と書かれている。それら2つのモデルには、ポルシェが「918スパイダー」とル・マンで優勝した「919ハイブリッド」で培った技術と経験の全てが詰め込まれるだろう。タイミングは多少ずれるが、意見はぴたりと一致している。

そしてもう1つは、現行の「パナメーラ ターボS Eハイブリッド」が、出力136psのモーターを用いて総合最高出力680psをすでに達成していることだ。確かに、パナメーラはエンジン単体で550psを発生する4.0リッターV型8気筒を搭載している。しかし、911ターボS エクスクルーシブが搭載する最高出力607psの3.8リッター水平対向6気筒ツインターボ・エンジンに電気モーターを組み合わせれば、すぐに目標値を上回ることができるだろう。現在の問題は、911ハイブリッドがターボ Sの替わりになるのか、それとも新たな最上位モデルとして911シリーズに君臨するのか、ということだ。ブルームCEOは、電動化された911には「電力でパンチを効かせるための特別なボタン」が付くとも言っている。このボタンがステアリング・ホイールに設置されることを願いたい。

911プラグイン・ハイブリッドは、次期型911の発表から2年ほど遅れて登場する見込みだ。つまり、2020年の終わりには発表され、2021年に発売となるだろう。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Autoblog Japan Staff

最終更新:3/12(月) 5:00
Autoblog 日本版