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少ない水で消火可能 砺波地域消防組合 最新機器の有用性確認

3/12(月) 21:52配信

北日本新聞

 砺波地域消防組合消防本部は12日、砺波市の砺波消防署で車両消火訓練を行った。管内での配備が本年度完了した圧縮空気泡消火システム(キャフス)と、導入を検討している超低流量特殊噴霧ノズル(フォグネイル)の実証実験を兼ね、消火までの放水量が少ない機器の有用性を確認し、今後の活動に生かす。

 砺波地域消防組合消防本部は県内の消防本部の中で管轄する高速道路の総延長が最も長い。水利の確保が難しい高速道路では少ない放水量での消火が求められ、同本部が方法を検討している。

 キャフスはポンプ車内で水と空気を融合する装置で、放射した泡で酸素を閉め出して鎮火する。管内の消防署や出張所の全7カ所に配備されている。フォグネイルは霧状に水を出す細いノズルで、小さな穴に挿し込んで放水でき、隊員の安全性が確保しやすい。導入に向けて業者に連絡し、訓練で使用した。

 訓練は軽乗用車のボンネットと座席からの出火2パターンを想定。通常放水で鎮火まで1トン以上の水を必要とするところ、2パターンでキャフスは計650リットル、フォグネイルは計200リットルだった。訓練を担当した小矢部消防署津沢出張所の鈴木進主幹は「機器の有効性が分かった。訓練を続け、よりより使用法を探っていく」と話した。

北日本新聞社

最終更新:3/12(月) 21:52
北日本新聞