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オープン戦の順位は本当にあてにならないのか

3/12(月) 12:15配信

ベースボールキング

オープン戦の順位はあてになるのか

 シーズン開幕まで20日を切り、いよいよ球春到来が近づいてきたプロ野球。オープン戦では徐々に主戦投手の出番が増え、開幕一軍・スタメン入りを目指す野手にとって真価が問われる時期がやってきた。

 あくまでも調整の場とはいえ、勝ってシーズンに勢いをつけたいというのはどのチームも、そしてファンも同じ思いだろう。『春季非公式試合』と言っても、やっぱり勝利は嬉しいもの。その順位を気にしているファンも多いのではないか。

 ただし、一方でこの時期になるとよく言われるのが「オープン戦の成績はあてにならない」というもの。果たして本当にそうなのか、直近5シーズンのオープン戦順位と、その後のシーズンの順位を振り返ってみた。

ここ2年は優勝チームが苦戦も…?

 まずはここ5年のオープン戦優勝(最高勝率)チームを見てみよう。

【直近5年・オープン戦優勝チーム】
2017年:ロッテ ⇒ シーズン6位
2016年:阪神 ⇒ シーズン4位
2015年:ソフトバンク ⇒ シーズン1位
2014年:ソフトバンク ⇒ シーズン1位
2013年:巨人 ⇒ シーズン1位

 2013年の巨人から3年続けてオープン戦優勝チームがその後のリーグ戦も制していたものの、ここ2年はオープン戦優勝チームが意外な苦戦。おととしの阪神、そして去年のロッテは優勝はおろかAクラス入りも逃す結果となってしまった。

 それでも、過去10年まで拡げてオープン戦優勝チームのシーズン成績を見ると(4-0-2-3-0-1/10)となっており、V率は40%、Aクラス進出率は60%。高い確率で善戦が期待できる。


 また、ここ5年のリーグ内最高勝率チームの成績は(4-1-1-2-0-2/10)でこちらもV率40%、Aクラス率60%をマーク。勝率がリーグ3番目以内(=リーグ内Aクラス)のチームまで広げると(8-5-7-3-4-5/32)となり、V率は25%と下がるものの、Aクラス率は62%。オープン戦といえど「勝つに越したことはない」と言えそうだ。


※()の成績=各順位の回数(1位-2位-3位-4位-5位-6位/サンプル数)

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