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亀田興毅、復帰戦へ「亀田興毅を終わらせたい」【インタビュー1】

3/13(火) 5:01配信

デイリースポーツ

 現役復帰宣言をしている元ボクシング3階級世界王者の亀田興毅氏がデイリースポーツの取材に現在の心境を語った。5月の開催を予定し、バンタム級(53・5キロ以下)での公式戦を目指す中、ネットテレビ「AbemaTV」の密着番組「ラスト亀田興毅~最後の現役復帰」も3月31日(後11・00)に始まる。今年の元日に現役復帰宣言をしてからの現状を聞いた。

 -調整具合は。

 「難しいですね。前はボクシングメーンやったんですけどね。今は仕事がメーンじゃないですか。その時間がない中、どう練習をしていって、より効率的にやって、どれだけ能力を伸ばせるか。さらに現役時代よりも能力を上げたろうと思ってるぐらいやから。って考えたら難しいですよね。多分、そこまではもっていけないんですよ。それは分かってるんですけどね。リングに上がるまでは、格好悪くないだけの形まではもっていきたい」

 (続けて)「正直、勝敗は別に俺はそこまでこだわってないんですよ。勝とうがが負けようが。関係ないですもん別に。勝ったからどうでもないし、負けたからどうでもないし。これ1回で終わりやから。ただ、亀田興毅の戦いっていうものを見てもらいたい。すべてをかけてリングに上がるから」

 -バンタム級を目指す。

 「そうですね。今、(体重は)62(キロ)ぐらいです。(リミットまで)8・5(キロ)あります。きついです。まあまあ、きついです。現役時代でも過去最大の減量幅です。普段、節制していたので自分は。それでもきつかったですからね。正直(今は)きついですよ。減量もあるでしょ。実戦練習のスパーリングとか、ほとんどやっていないじゃないですか。この(最後の試合から復帰宣言までの)2年3か月」

 -AbemaTVの密着も入る。

 「元日、リングでいきなり(現役復帰の)発言してからですよね。『やるんだったら、やりましょう』と話がとんとん拍子で進んでいって。試合まで何回か放送されると思うんですけど、そのところも見てもらいたい。そこに自分の思いがすべて詰まっているので」

 -今までと違うトレーニングも入れる。

 「いろんなことにチャレンジしていこうという感じです。ただ普通にボクシングだけやってダラダラ見せても面白くないしね。他のいろんな競技にチャレンジして、というのも面白いじゃないですか。今、自分自身が実験台になっているんです。モルモットですよ。新しい練習を取り入れて、試合に向けてやっていって、いい形でもし(試合を)できれば、その練習方法は間違ってなかったってなるから」

 (続けて)「こんだけ衰えて、2年3カ月やめていた人間がいきなりやりだして、短期間で。正直、最低1年はいりますよ。でも、4カ月しかない。本格的にやるのはあと2カ月でしょ。それでどこまで持っていけるかですよね。これでそこそこできたんであれば、こういう練習方法がいいんやなと一つ形として残るわけですから、下の子たちに教えていけるじゃないですか。自分が。けど結構、賭けですけどね」

 -批判もある。

 「いいんじゃないですか?それも。むしろあった方がいいですよ、ないよりも。なかったら寂しいですよ。そんなコメント1つもなかったら、こういう風にリング上がるっていうだけで、これだけまわりの人が動かないですよ。いいにせよ、悪いにせよいろんなコメントがあることがいいんですよ。プロである以上、注目されてなんぼなんで。ただ、自分はこれで終わりですけどね。これで終わりやから華やかにセンセーショナルな形で出てきた亀田興毅が、最後も華やかな形で去らないと」

 -それを見せたいのが一番の復帰戦の動機か。

 「亀田興毅の戦いというのを最後見せられてないので。海外で、シカゴで人知れず引退したので。みんな、ほとんどの人が試合見てないですもん。みんな知ってますよ自分のことは。外、行ったら100%言われる。地方に行っても。引退した当時とか、半年間ぐらいは『今度頑張ってくださいね』って。『自分引退しましたよ』て言ったら『なんか確か引退したな。そうやそうや』って。こんなレベルですよ。ボクシング知ってる人は見るやろうけど。そんな興味ない人は見いひんから。ちゃんと亀田興毅っていうものを終わらせる1日にしたいんですよね。ボクサー亀田興毅を早いこと終わらせたいんです。早く次に進みたい」