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DJやミケルソンも愛用 PGAツアーで“グリーンメモ”が流行中

3/13(火) 17:05配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇米国男子◇バルスパー選手権 最終日(11日)◇イニスブルックリゾート&GC(フロリダ州)◇7340yd(パー71)

【画像】1打届かなかったウッズは最終ホールのバーディパットを外した直後、パターを手ではたいた

タイガー・ウッズが優勝争いを演じた「バルスパー選手権」で、5打差の逆転劇を見せたポール・ケーシー(イングランド)。最終日は21パットとグリーン上での勝負が冴えわたった。彼のパッティングに貢献していたのは、いま男子プロの間で流行中の、グリーン傾斜が細かく描かれているメモ帳だった。

近年のGPSやグラフィック表示の技術向上により、進化しているこのグリーンメモ。複数の関係者が、自前のソフトウェアで傾斜を分析したものが、プロやキャディの手に渡っている。

昨年から人気なのはジム・ストラッカ氏が開発した「ストラカライン(strackaline.com)」。傾斜だけでなく、各ラウンドのカップの位置に応じた直線のラインを表示するプログラムが組み込まれており、トッププロにも好評だ。ケーシーのほか、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン、フィル・ミケルソン、セルヒオ・ガルシア(スペイン)らが使用しているという。

ストラカライングリーンメモは、(1)「フォールライン」というまっすぐ転がるラインを表示(カップまでの緑色のラインが上りを、赤色が下りを示す)するほか、(2)予想されるグリーンスピード(スティンプメーター数値)から、各選手が好むタッチの強弱でラインを表示することも可能。(3)傾斜の向きを示す矢印の量、傾斜の度合いを示す数字(%)の量もカスタマイズできる、といった特徴がある。

このストラカラインメモを日々、作成し、契約選手に提供しているのがプロキャディのジョー・デュプレンティス氏。PGAツアーは各ラウンドの前夜にピンポジションが発表されるため、そこから仕事が始まる。ホテルに紙とプリンター4台を持ち込み、毎晩印刷と製本を行う。「通常は夜中1時ぐらいまでに契約選手約40人分(各キャディ分を含めると80冊)ができあがるけれど、朝方までかかるときもあるんだよ」という。気になるお値段は1試合で1人300ドルの契約だ。

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