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大鵬孫・納谷が圧巻デビュー!60キロ宇瑠寅を2発ではじき飛ばす

3/13(火) 6:01配信

デイリースポーツ

 「大相撲春場所・2日目」(12日、エディオンアリーナ大阪)

 元横綱大鵬(故人)の孫で、東序ノ口18枚目の納谷(18)=大嶽=が豪快に白星デビューを飾った。西序ノ口16枚目の宇瑠寅(28)=式秀=を力強い突き2発ではじき飛ばして、押し出した。

【写真】納谷 祖父「大鵬」の化粧まわし締め感激「背筋が伸びる」

 “昭和の大横綱”の遺伝子を継ぐにふさわしい圧勝デビューだ。身長188センチ、体重170キロという、祖父を上回る体格に恵まれた納谷の相手は、自身より110キロも軽い体重60キロの宇瑠寅。太く長い腕で突きを2発繰り出すと、相手はあっと言う間に土俵の外へ飛んでいった。

 危なげない相撲だったが、「(前相撲とは)全然違う。めちゃくちゃ緊張しました。雰囲気も違いますけど、気持ちが高ぶるというか…」というドキドキのデビュー。「ホッとしたのが一番」と安どの表情を浮かべ、「全部勝てたらいい」と、序ノ口のデビュー場所(1957年1月)で7勝1敗だった祖父を超える目標を掲げた。

 祖父は守りの四つ相撲だったが、自身は押し相撲。「自分の相撲が取れるように、前に出ることを稽古でやっていました。前に出ようとすると引かれて落ちるので、足を前に出すことを考えました」という。

 体重は1月の新弟子検査から4キロ増加した。5日には埼玉栄高の卒業式に出席したが、制服が「めっちゃキツかった」と照れ笑い。同校相撲部の山田道紀監督からは「しっかり自分を持って」などと助言された。クラスメートからは角界入りを祝福され、サインも求められたが「まだ書けないので」と断らざるを得なかった。

 今場所は初めて番付に自分のしこ名が載り、「うれしくて、ずっと眺めていました」という。いつかは番付に一番大きなしこ名を載せる。