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O・J・シンプソン“犯行告白”のお蔵入りインタビューを放送解禁したワケ

3/13(火) 17:31配信

東スポWeb

 1994年にロサンゼルスで起きた元妻とその友人男性が殺害された事件で逮捕・起訴され、翌年には無罪評決を受けた米元プロフットボール選手O・J・シンプソン(70)が、事実上犯行を認めた12年前の“お蔵入り”したインタビュー映像を米FOXニュースが、11日夜(日本時間12日午前)初めて放送した。

「O・J・シンプソン/“失われた告白”」と題された2時間番組の中心は、編集者でトーク番組司会者のジュディス・リーガン(64)が2006年に行ったシンプソンとのロングインタビューの映像だ。

 シンプソンは同氏とのインタビューで何度も「(もし自分がやっていたと)仮定して」と前置きした上で、本人しか知り得ない事件発生当時の出来事を赤裸々に語った。

 凶器となったナイフについても「いつも車の中に入れていた」とし、元妻ニコール・ブラウンさん(35=当時)の家を訪れていた友人男性ロナルド・ゴールドマンさん(25=当時)と言い争いになってナイフを持ち出してメッタ刺しにし、「人間はこれだけ血が出るのかと思った」と凄惨な犯行現場についても詳細に話した。

 FOXは当時、独占インタビューとして大々的に番組宣伝をし、インタビューを元にした「もし私がやっていたら」というタイトルの本の出版も発表した。だが、事前に被害者家族から激しい抗議が寄せられたことから、同局は番組の放送も本の出版も中止、お蔵入りにした。

 そのFOXがここにきて放送に踏み切ったのは、近年、同事件への関心が再び高まった社会的背景がある。16年に米ケーブルテレビ局FXが「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」という連続ドラマを放送して大きな話題になり、同年のエミー賞では作品賞など9部門を獲得した。また、昨年10月には、別の武装強盗事件で有罪判決を受けて服役していたシンプソンが仮釈放され、メディア露出が増えていることも大きな理由の一つだ。

最終更新:3/13(火) 17:31
東スポWeb