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鈴木愛とアン・ソンジュの相違点と共通点。テークバックは全然違うのにインパクトは似ているのはなぜだ!?

3/13(火) 7:00配信

みんなのゴルフダイジェスト

国内女子ツアー第2戦「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」は鈴木愛とのプレーオフを制してアン・ソンジュが優勝を手にした。そのスウィングはそれぞれ個性的で、違いは一目瞭然……ながら「実は共通点もあるんです」とプロゴルファー・中村修は言う。二人の女子プロの違いと共通点は、果たしてどこにあるのだろうか?

トップまでは、全然動きが違う!

アン・ソンジュ選手と鈴木愛選手。どちらも女子ツアー屈指の実力者ですが、今回初めてじっくりと両者のスウィングを見比べてみて、「こんなに違うのか!」と思わず声が出てしまうほど、異なっていました。

まずは、画像1のアドレスを比較した写真をみてください。写真左のアン・ソンジュ選手は、骨盤を前傾させず、手元が低く、背中が丸まったように見えるアドレス。それに対し、鈴木愛選手は骨盤を前傾させ、手元を高く背筋を真っすぐ伸ばした大きな構えです。

アドレスはスウィングの基本中の基本ですから、この段階で、両者のスウィングが大きく異なることが予感されます。

そうはいっても、アドレスは「見る人が見れば違いがわかる」といったところかもしれません。しかしテークバックはもう「誰が見ても違いがわかる」レベルになります。画像2を見てください。

一言で言って、アン選手はクラブを「縦」に、鈴木選手は「インサイド」に上げています。アン選手は手首のコックを積極的に使い、カナヅチで叩くようにボールにパワーを伝えるイメージ。鈴木選手は体の回転でエネルギーを生み出すイメージが見て取れます。

これだけクラブを上げる方向が違うのに、下半身を見比べると、両者の動きは驚くほど似ているのも興味深い点。

画像3のトップでは、腕の位置に注目してください。アン選手はテークバックのまま縦方向の高い位置、鈴木選手は低い位置にトップが収まっています。前者は体を縦にねじり、後者は体を横にねじる。どちらも体幹がしっかりとねじられていますが、その方向は大きく違うんです。

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