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「自然や人情も決め手」 くろうさぎ留学の魅力証言も 奄美市、東京、兵庫で説明会

3/13(火) 13:00配信

南海日日新聞

 鹿児島県の奄美市教育委員会は9、10の両日、東京と兵庫・尼崎市で2018年度から導入する離島留学支援事業「奄美くろうさぎ留学」(里親留学)の説明会を開催した。両会場合わせて約100人が来場。市教委は奄美大島の魅力、教育環境のよさをアピールした。

 説明会の冒頭は「奄美の紹介」。自然や文化、人々の暮らしを動画で映し出した。奄美市教育委員会学校教育課は留学制度について説明。行政と保護者の責任、義務を示した。受け入れを予定している9校の学校紹介と校長からのメッセージビデオも流し、都会にはない恵まれた自然環境の中で生き生きと学ぶ児童生徒の様子を紹介した。

 移住・留学体験談では現在、芦花部小に子どもを通学させている矢野結理さん(東京出身)が「豊かな自然と周囲の理解が決め手となった。人情深い学区の皆さまの優しさに甘えない覚悟も必要」と述べた。

 説明会は子どもたちを飽きさせない工夫も見られた。クイズ形式で奄美の自然を出題。あまみエフエムのパーソナリティ・渡陽子さんはユーモアたっぷりの語り口で楽しませた。ミニライブも企画し、東京会場は中村瑞希さん、尼崎会場では中孝介さんがステージに立った。2人は曲の合間に、自らが育った奄美の魅力を力のこもった言葉で語った。

 参加者からは「奄美には行ったことはないが、決断を促されるようないい説明会だったと思う」(東京会場・30代女性・神奈川県)「中孝介さんが古里の魅力を率直、誠実に語ったことに胸を打たれた。自治体の説明会としては異色。充実していた」(関西会場・40代女性・静岡県)といった声があった。

 留学生は奄美群島外の児童生徒が対象。受け入れ校は▽名瀬地区が知根小、芦花部小中、崎原小中▽住用地区は住用小、住用中、市小中▽笠利地区は手花部小、屋仁小、佐仁小―の9校。問い合わせは電話0997(52)1111奄美市教育委員会学校教育課。

奄美の南海日日新聞

最終更新:3/13(火) 13:00
南海日日新聞