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【インタビュー】スカパラ、盟友BRAHMAN・TOSHI-LOW参加の<秘話>を語る……ラテングルーヴ満載の生命力溢れるニューアルバムが完成

3/13(火) 12:00配信

トレンドニュース(GYAO)

東京スカパラダイスオーケストラが、通算21枚目となるアルバム『GLORIOUS』を3月14日にリリースする。前作『Paradise Has NO BORDER』から1年ぶりとなる本作は、昨年のラテンアメリカ・ツアーを経て制作された、生命力みなぎる内容。ブラジルを代表するラッパーEmicidaや、プエルトリコ出身の女性シンガーiLeらが参加するなど、現在進行形のラテンパワーと東京発スカグルーヴのガチンコ対決が存分に堪能できる。また、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介や、BRAHMANのTOSHI-LOWをゲスト・ヴォーカルにフィーチャー、さらにFPM RemixやMONDO GROSSO Remixで参加するなどコラボ相手も相変わらず豪華絢爛(ごうかけんらん)だ。

【ミュージックビデオ】「野望なき野郎どもへ feat. TOSHI-LOW (BRAHMAN / OAU)」>>

実は、この日のインタビューの前日にTOSHI-LOWとのコラボ曲「野望なき野郎どもへ feat. TOSHI-LOW(BRAHMAN / OAU)」のMV撮影をおこなったとのこと。まずはその撮影秘話を披露してもらいつつ、アルバムの全貌や、来たるべき全国ツアーへの意気込みまでたっぷり話してもらった。

■ TOSHI-LOWのために書いたとしか思えない楽曲に仕上がった(沖)

──このインタビュー(3月初旬)の前日はなんと、TOSHI-LOWさんとのコラボ曲「野望なき野郎どもへ」のMV撮影だったと聞きました。

川上: そうなんです。都内某所の屋上に、でっかい土嚢(どのう)を80袋くらい運んで土をまいて。コンクリートの床を、まるで地上のようにしてそこで演奏シーンを撮りました。いつものように番場秀一監督にお願いしたんですが、正直彼の頭の中にある完成形がどうなっているのか、僕はまだ想像ついていないです(笑)。

沖: そうだね。でも、建物の屋上で撮っているから、見晴らしもいいし普通に地面で撮影したのとではかなり雰囲気が違っていて。映像の最後の最後に、あるものが画面に映り込んで初めて「あ、ここは東京だったのか!」って分かるという。それが何かは、MVを観てのお楽しみです(笑)。

──今回、TOSHI-LOWさんとのコラボはどのような経緯で実現したのですか?

川上: 前から僕ら仲が良くて、会うたびに「いつ、僕のためにスーツ作ってくれるんですか?」って言われていたんです(笑)。で、今回のコラボが決まったのは本当に偶然というか。TOSHI-LOWと谷中が別で対談をやっていて対談した場所に谷中が革ジャンを置きっぱなしにしてしまったんです。そうしたら、わざわざTOSHI-LOWがスカパラのスタジオに届けに来てくれたんです。

──へえ!

川上: ちょうどその時、アルバム用の楽曲を練習していたんですけど、TOSHI-LOWが革ジャンを置いて「じゃあね!」って帰って行った後に、「あれ? 今やってるこの曲、TOSHI-LOWが歌ったらバッチリじゃない?」って加藤(隆志)が言い出して。それですぐTOSHI-LOWに連絡したら、「やるやる!」って二つ返事で決まったという……。

──ちょっと、エピソードとしては出来過ぎじゃないですか?(笑)

沖: ねえ? そう思いますよね(笑)。でも本当にそういう流れで決まったんです。だから、最初からNARGOがTOSHI-LOWのために書いた曲というわけじゃなくて、本当に偶然の産物。なのに、TOSHI-LOWのために書いたとしか思えない楽曲に仕上がっていたんです。あるライターさんは「BRAHMANよりBRAHMANらしい曲」って言っていました(笑)。

──歌詞もTOSHI-LOWさんっぽいですよね。レコーディングはどうでしたか?

沖: とにかく、いい声なんです。で、彼ってすごくパンクなイメージだし、実際にパンクだし(笑)、コワモテなイメージもあるじゃないですか。でも、実は声を聴くとすごくキャッチーだなって今回改めて思いましたね。人を惹(ひ)きつける声の持ち主というか。

川上: すごくチャーミングな人なんですよ。この曲は最後、ラップみたいになるんですけど、それはTOSHI-LOWのアドリブで。「こういうの、欲しいんでしょ? 期待してるんでしょ?」なんておどけて言うんですよ(笑)。もう、人間としてもアーティストとしても魅力的だなと改めて思いました。

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