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一升餅ってなに?みんなどうしてる?

3/13(火) 12:24配信

ベネッセ 教育情報サイト

 1歳のお誕生日には「一升餅」を背負って歩く習慣があります。言われて初めて知るかたも多いと思います。どうして1歳のお誕生日には、そのような方法でのお祝いをするのでしょうか?一升餅のお祝いの由来や、実際どのようにして行うのか、詳しく説明します。

なぜ「一升餅」を、歩いて間もない1歳児に背負わせるの?

 「一升」は約1.8L。「升」はあまり身近な単位ではありませんが、お酒や醤油を入れる「一升びん」などで今も使われることがあります。お祝いで使う「一升餅」は、一升分のお餅を丸くしたものです。「一升」を人生の「一生」とかけ、一生の幸せや、一生食べ物に困らないようになど、子どもの人生に温かな願いを込めています。重いものを背負うことで、「足腰が丈夫になるように」といった意味もあるようです。
 
 1歳の誕生日、このお餅を風呂敷に包んだり、リュックサックに入れたりして背負わせ、歩かせるのが「一升餅のお祝い」です。お餅は重さにして2kg程度あり、赤ちゃんによっては背負って歩くことができません。まだ歩き始めていない赤ちゃんもいると思います。ですから、あくまでも「背負わせた姿」であることが重要で、背負って歩けなかったから困る、ということではないので安心してください。一升餅と並んで写真を撮ったり、お部屋に飾ったりするだけでも問題ありません。
 
 地域によっては固有のやり方があるので、ご両親や地域の方々に聞いてみるのもいいでしょう。一升餅を「踏ませる」「抱かせる」というところもあります。一升餅の名前も、「誕生餅」・「踏み餅」・「立ったら餅」・「背負い餅」などさまざまです。

一升餅はお店に注文したり、「一升分」なら小分けしたものでもOK

 一升餅はもち米約1.5kgで作ることができます(お餅にする過程で水を吸収し約2kgとなります)が、ご自宅で作るのはなかなか大変なもの。お近くの和菓子屋さんなどに発注したり、インターネットなどの通信販売も利用したりしましょう。
 
 最近は「小分けしたもの」も人気があります。一升餅は包丁で切るのも大変なので、いくつかに最初から小分けされたものであれば食べやすく、また、お祝いに駆けつけてくれたかたに差し上げるのも簡単です。お餅への名入れサービスがあるお店もあります。
 
 赤ちゃんの幸せを願う気持ちはみな同じ。一升餅のお祝いは、そのうちの伝統的なもののひとつです。このような伝統的な方法でのお祝いもいいのではないでしょうか。

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