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残業代の未払い、仕事を辞めずに請求することはできるのか

3/13(火) 8:30配信

ファイナンシャルフィールド

4月から新年度。新社会人として働き出す方や、心機一転職場を変える方も多いのではないでしょうか。

しかし、期待を胸に入った会社で残業代が支払われなかったら、どうしますか?

当然、見切りをつけて退職する人も多くいますが、せっかく入った会社、簡単に辞めたくはないですよね。

今回は、会社を辞めずに残業代を請求する際の注意点や、それによって嫌がらせを受けた場合の対処法をご紹介します。

残業代が支払われないときの主な対応3つ

残業代が支払われなかったときの対応は、主に3つあります。

1.労基署に通報する
メールやFAX、手紙という手段もありますが、最も効果的なのは労基署に直接足を運んで相談することです。

複数回、訪問通報することによって、企業に調査が入る可能性が高まります。

調査の際に通報者の名前は明かさないことになっていますが、中小企業だと誰が通報したか分かってしまうこともあるようなので注意しましょう。

2.労働局にあっせんの申し立てをする
労働局へ行って、そこでもらった「あっせん申請書」に必要事項を書いて提出します。

その他、資料を準備して一緒に提出すると効果的です。

労働局の委員が間に立ち、会社に残業代を支払うように指導したり、問題解決に尽力します。

3.労働審判を起こす
個々の労働者と事業主との間に起きたトラブルを、裁判所において原則3回以内の期日で話し合います。

3回の期日で解決できなかった場合や、相手方が審判に対して異議申し立てをした場合は、訴訟手続に移行してしまうことも。

上記の方法は在職中に行うことができますが、実際には退職するときに請求を行うことが多いようです。

もちろん悪質な場合は退職してしまうのが一番ですが、会社を辞めずに請求したいと考える人もいますよね。

そのような場合、どんなことに気をつけるべきなのでしょうか。東京桜橋法律事務所弁護士の池田理明先生にお伺いしました。

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