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なるぞ! メダリスト 平昌効果でスケート人気 リンク入場者増 体験教室も満員

3/13(火) 6:03配信

上毛新聞

 群馬県内のスケートリンクの来場者が増えている。平昌冬季五輪(2月9日~25日)のスケート種目で日本人選手が活躍したことで、子どもを中心に人気が高まっているようだ。五輪閉幕後も客足は衰えず、施設関係者は「メダルを取った選手たちが五輪後も世界大会などで好成績を収めていることが追い風になっている」と、今月下旬までの営業期間のPRに力を入れる。県スケート連盟は「スケート王国復活のきっかけになれば」と期待を寄せている。

◎桐生ではカーリング教室への問い合わせも増加

 伊勢崎スケートセンター(伊勢崎市)では、2月の入場者数が約6000人と、前年同月の約4300人に比べ1.4倍ほど増加した。ニューサンピア・アイスアリーナ(高崎市)も前年より約1000人増えた。

 ニューサンピア総支配人の長沢幸彦さんは「五輪開幕前から多くの人に来てもらっていたが、メダリストが誕生してからはさらに増えた」と話す。特に休日は家族連れでにぎわい、リンクにはこわごわ滑る子どもの手を持つ親や、フィギュアスケートのスピンをまねる子どもの姿も見られるという。

 前年同月より600人ほど増えた桐生スケートセンター(桐生市)にはカーリングに関する問い合わせが急増した。市カーリング協会がセンターで定期的に初心者向けの体験教室を開いているためだ。担当者は「カーリング女子の活躍を見て、挑戦してみたいという人が増えたのではないか」と説明。16日に開く教室は、30人の定員に近づいたため募集を打ち切った。

 競技への関心は五輪開幕前から徐々に高まっていた。県スポーツ協会が昨年12月と今年1月に開催した初心者対象のスケート教室には、昨季より多い延べ206人の子どもが参加。前橋南橘保育所の津久井千陽ちゃん(6)は「テレビでフィギュアスケートを見て滑りたくなった」と話していた。

 追い風ムードについて、県スケート連盟の富沢宏之理事長は「平昌五輪でスケート競技が注目されたことはうれしい」と喜ぶ。「一過性のブームにするのではなく、競技者の裾野拡大につなげたい。スケート王国群馬復活のきっかけになればいい」と話している。

最終更新:3/13(火) 6:03
上毛新聞