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ようやく日本へやって来たVWのクリーンディーゼル、その実力を徹底評価

3/13(火) 16:30配信

オートックワン

排ガス不正問題を経て・・・VWが満を持して日本へ投入

いよいよ“あの”フォルクスワーゲンのディーゼルエンジン搭載モデルが日本市場に導入される。2015年に発覚したディーゼルエンジンの排ガス不正問題以降、長い沈黙を経てようやく息を吹き返したそれは、一体どんな仕上がりになっているのだろうか。私自身も非常に楽しみにしていた。

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現在、日本国内においてのディーゼル乗用車市場は拡大傾向にある。特に輸入車においてのそれは右肩上がりで、JAIA(日本自動車輸入組合)調べによれば実に年間販売台数の2割を超えるという。

思えばあの2015年あたりは、輸入勢が日本の厳しい排出ガス規制を、技術という武器を以てくぐり抜け、ディーゼル鎖国状態にあった日本の扉をこじ開け始めた、まさにそんな時期であった。

もしあのときに不正がなされていなかったら(暴かれていなかったら、ではない。不正は決して許されるものではないから)、フォルクスワーゲンは間違いなく最も早期にディーゼルエンジンを日本市場に導入したメーカーのひとつとして新世代クリーンディーゼルのパイオニア的存在になり得ただろうし、現在の勢力図も変わっていた可能性は高い。

何故ならば、フォルクスワーゲンのディーゼルエンジンはずっと前から「とっても良かった」からだ。

走って楽しい、しかも燃費に優れているうえ車両価格もエコノミー。

かつてなんども欧州でドライブしているが、アクセルを踏む、ということをダイレクトに楽しめる、非常に魅力的なコだったのだもの。

まだ日本で買えるディーゼルエンジンにさほど選択肢がなかったあのとき、あのタイミングでディーゼルエンジンを導入出来ていれば“一人勝ち”状態になれたかもしれない。それを思えばあのとき、「なんでこんな時期に・・・もったいない」と思ったことも確かだけど(きっと販売店側も同じ思いだっただろう)、あの痛みを乗り越え、新型エンジンに生まれ変わったからこそ、コンシューマーにとって安心&安全、完璧な商品力を持つディーゼルがいま、生まれたとも言える。

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最終更新:3/13(火) 16:30
オートックワン