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SXSW2018の目玉「TRADE SHOW」は日本企業のコラボがアツい!

3/13(火) 19:10配信

bouncy

2018年3月9日(米国時間)に幕を開けた、世界最大級のフェスティバル「SXSW 2018」。テキサス州オースティンで開催され毎年数十万人もの参加者が世界中から集まるクリエイティブの祭典で、最も注目されるイベントの一つが、3月11日から始まった「TRADE SHOW」。新進気鋭のベンチャー企業から各業界のリーダーまで、渾身のプロダクトやサービスが出展され、来場客を魅了している。

協業が生む化学変化

5年連続でSXSWに出展している「博報堂アイ・スタジオ」はテクノロジーとデザインに特化したデジタル・クリエイティブ領域を得意とするエージェンシー。「P2B(Prototype to Business)」という、プロトタイプからビジネスに昇華させる考え方を提唱し、様々なプロダクトのプロトタイプを出展している。

2018年の出展では、自社で開発するだけでなく、様々な業種のフロントランナーと協業をすることで、新たな動きを見せた。

ピアノ×AI「Duet with YOO」

楽器メーカーとして世界中にその名が知られる「ヤマハ」。その代表的なプロダクトであるピアノとAI技術を組み合わせた「Duet with YOO」は、「人工知能合奏技術」を搭載した体験型インスタレーション。

人間の演奏をリアルタイムで解析し、どんなテンポやタイミング、強弱で伴奏をすれば調和が取れた合奏ができるかをAIが瞬時に予測。片手で演奏するだけで、たとえ一人でもまるでピアニストと合奏しているような体験ができる。

博報堂アイ・スタジオの調査で発見した「楽器プレーヤーの多くは一人では演奏する楽しさを味わえていない」という課題をテクノロジーで解消し、演奏する行為がもつ楽しさをいつでも簡単に味わうことができる。

自動でインスタ映え「capture」

「NTT東日本」と協業で開発した「capture」は、スキー場などのリゾート施設においてアクテビティを楽しむ姿を自動で撮影できるスマホアプリ。

スキーやスノーボードの滑走中に自分を撮影することは難しいが、機械学習を活用することで、特殊な機器を使わずに高速な人物検出をスマホのみで実現した。

撮影した写真データはオンラインストレージサービス「フレッツ・あずけ~るPROプラン」にアップロードされ、写真をロッジ等に設置されたデジタルサイネージ「ギガらくサイネージ」で閲覧することができる。

また、サイネージで閲覧した写真は、Wi-Fi経由で自身のスマホにダウンロードし、SNS等に投稿することが出来る。

「インスタ映え」へのニーズの高まりと、これまで一般的だった来訪者が事前に申し込みをして、専門スタッフが撮影するというフローを、NTT東日本のネットワーク技術と博報堂アイ・スタジオのAI技術で解消する取り組みだ。

本プロジェクトは、2018年2月に北海道にニセコ町でトライアルを実施し、その知見をもとに様々な利用シーンへの展開を予定している。

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最終更新:3/13(火) 19:10
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