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【ブラジル】2月の建材小売、昨年並みを維持

3/13(火) 3:46配信

サンパウロ新聞

 国内市場における2018年2月の建材の小売り販売は17年2月と同程度だったが、前の月を9%下回った。ブラジル全国の建材小売業者530社に対して実施した調査の結果として全国建材販売業者会(Anamaco)が2日発表した。

 販売額の前の月に対する落ち込みが大きかったのはセラミックタイル(9%減)と塗料(7%)で、繊維強化セメント板(スレート板)の分野は1月の水準を維持した。また、全国の地方別では、2月にはすべての地方で前月割れを記録した。各地方の落ち込みは北東部16%、南東部9%、中西部6%、南部15%、北部8%。

 同会のクラウヂオ・コンズ会長は「年初の月々は例年非常に厳しい。雨が多く工事に適さない時期として知られているからで、そのことが直接的に我々の販売に影響を及ぼす」としている。同氏によれば、ブラジル国内の様々な活動は通常、カーニバルの後により大きな強さを伴って再開する傾向があり、建材小売業界の事情もそれと違わない。

 コンズ氏はこの先数カ月間の見通しについて、低所得世帯のリフォーム資金を2000~9000レアルの範囲で連邦政府が支援する制度「Cartao Reforma」(リフォームカード)の仕込みと雨季の終わりが、建材の消費を促すとみている。しかし短期的には、この楽観的な観測は建材小売業界の経営者らの信頼感にはまだ表れていない。調査によれば、3月に対する見方ははっきりと割れている。経営者の30%は売り上げがへこむとの見方を示し、32%は売り上げが伸びると回答した。また、3月中に増員する意向のある経営者は16%だった。

 同会は18年の年間売上高を昨年比8.5%増と見込んでいる。また、18年上期(1~6月)については昨年同期比5.0%増とみている。

サンパウロ新聞

最終更新:3/13(火) 3:46
サンパウロ新聞