ここから本文です

【ブラジル】2月の新車、3年ぶりの15万台超 1日平均販売数、前月上回る

3/13(火) 3:47配信

サンパウロ新聞

 全国自動車販売業者連盟(Fenabrave、自販連)が1日発表した資料によると、2018年2月のブラジル国内における新車販売台数(登録ベース)は、乗用車と軽商用車、トラック、バスの合計で15万6906台と17年2月を15.67%上回った。前の月に対しては13.43%減と二けたの落ち込みとなったが、これは営業日数(1月は22日、2月は18日)の違いによるものであり、市場が急激に冷え込んだことを意味しない。2月の新車販売が15万台を超えたのは3年ぶり。

 同日付伯メディアによると、自販連のアラリコ・アスンソン・ジュニオル会長は報道向けの声明の中で「2年間の縮小後の(昨年の)国内総生産(GDP)の1%の成長は、経済の復活、そして主に自動車市場の復活という我々の期待を強くさせるものだ。この成長は財の購入の決断にあたっての消費者のマインドを直接的に反映する」と述べ、ブラジル地理統計院(IBGE)によってこの日発表された3年ぶりの経済成長という事実が、この先の新車販売にプラスに作用するとの期待を示した。さらに、2月の結果について「1日平均の販売台数は1月に比べて4.5%大きく、(カーニバルの)休日がなかったならば販売台数はもっと大きかっただろう」と前向きなコメントを発した。

 なお、「前月に比べて4.5%大きい」とアスンソン氏が言及した1営業日当たりの販売台数は、自動二輪や特殊車両を含む全体の数字だ。乗用車と軽商用車に限った場合、今年2月の1営業日当たり販売台数は8427台で、前の月の7979台に対して5.6%増となる。これにトラックとバスを加えた場合は8717台、前月に対して5.8%増となる。

◆現代、ホンダ、日産がシェア伸ばす

 乗用車と軽商用車を合算した今年2月の市場シェア上位5社はゼネラル・モーターズ(GM)18.06%、フォルクスワーゲン(VW)14.68%、フィアット(FIAT)11.42%、現代自動車(HYUNDAI)9.42%、フォード(FORD)9.09%。この5社の中で1月よりも大きなシェアを獲得したのは現代自だけで、他の4社はすべてシェアを落とした。日本勢はトヨタ自動車が8.07%で6位、ホンダが6.47%で8位、日産自動車が4.30%で9位だった。ホンダと日産自のシェアはいずれも前の月よりも大きく、日産自の順位は前の月の10位から一つ上がった。トヨタは前月と同じ6位を維持したが、シェアは0.03ポイント落とした。

 また、今年2月に最も多く売れた車種は、乗用車はゼネラル・モーターズのオニキス(GM ONIX)、軽商用車はフィアットのストラーダ(FIAT STRADA)だった。オニキスの販売台数は17年2月よりも6.8%多く、前の月よりも20.3%少ない1万2797台、ストラーダは前年同月比25.8%増、前月比23.0%減の4137台だった。日本のメーカーの中ではトヨタのカローラとハイラックスがそれぞれの部門で最多だった。カローラの今年2月の販売台数は17年2月比11.5%増、18年1月比13.8%減の3869台、同様にハイラックスは5.8%増、26.7%減の2152台だった。

◆生産は前年を6%上回る

 自動車メーカー各社で作る全国自動車工業会(Anfavea、自工会)のまとめによると、18年2月にブラジルで生産された自動車の数は21万3500台と17年2月に比べて6.2%多かった。前の月との比較では2.1%減と落ちたが、販売台数と同様に、これも営業日数の違いによって生じたものと考えられる。伯メディアが6日付で伝えた。

 今年2月には6万6300台の完成車が近隣諸国をはじめとする国外市場へ輸出された。これは少ない数ではないが、17年2月の輸出台数に1.2%及ばなかった。

サンパウロ新聞

最終更新:3/13(火) 3:47
サンパウロ新聞