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日本「学園スキャンダル文書書き換え」波乱…ついに頭を下げた安倍

3/13(火) 7:22配信

ハンギョレ新聞

「財務省が文書を書き換えた」容認報告書を国会提出 安倍首相夫人の昭恵氏の講演を記述した部分など削除 “内閣総辞職”に発展する事案との言及まで 安倍首相、記者たちに「国民の皆さまに深くおわび」

 日本の安倍晋三首相を揺さぶる学園スキャンダルに再び火がつき、財務省が安倍首相夫人と関連した内容まで文書から削除し国会に報告していた事実が明らかになり、波紋が広がっている。結局、安倍首相は12日に文書書き換えに対して国民に向け謝罪した。

 安倍首相はこの日、記者たちに「(文書書き換えなどで)行政全体に対する信頼が揺らいだことに対して責任を痛感する」とし、「国民の皆様に深くおわびを申し上げたい」と述べた。彼は「今回のことに国民から厳しい目が向けられていることを真摯に受け止める」として「なぜこんなことが起きたのか、全容を解明するため調査を進める。麻生財務相にはその責任を果たしてもらいたい」と述べた。

 財務省はこの日、私学法人「森友学園」と結んだ国有地売却契約に関連した内部文書14件を国会に提出した。国会で改ざんという指摘が出た部分について調査した内容の80ページの報告書も提出した。

 これに先立ち財務省は、森友学園が安倍首相との親密なよしみを利用して国有地を安値で買い入れたという疑惑と関連して、内部文書を国会に提出した。しかし、財務省の官吏が売却に協力しろとの趣旨で「本件の特殊性」に言及した部分などが削除された状態で提出され、公文書変造疑惑が出てきた。

 新たに提出された文書と調査報告書によれば、安倍首相の夫人である昭恵氏が登場する内容も削除された状態で提出していたことが明らかになった。2014年に学園側の案内で訪問した小学校建設予定地で、昭恵氏が「良い土地なので進めてほしい」と話したとのことを、学園側が財務省に伝えたという内容だ。昭恵氏がこの学園で講演したという内容も削除して国会に提出した。財務省はスキャンダルが広がった昨年2~4月に、国有地売却関連決裁書など5件の内容を改ざんして、関連文書9件もそれに合わせるため改ざんしたことを認めた。

 麻生副首相兼財務相は、当時財務省の担当部署の局長であり最近この問題で辞任した佐川宣寿前国税庁長官に責任を転嫁した。

 財務省が公文書を多数改ざんしたことが明らかになると、日本共産党の小池晃書記局長は「内閣総辞職に値する問題に発展してきている」と述べた。また、希望の党の玉木雄一郎代表は「安倍内閣全体の責任が追及される事案」と述べた。読売新聞が12日に報道した世論調査では、内閣支持率が48%で5カ月ぶりに50%を下回るなど、政治的打撃が明確になり、安倍首相がついに謝罪を通じて鎮火に乗り出したと見られる。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:3/13(火) 7:22
ハンギョレ新聞