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校内人事で教職員投票 県教委「不適切」と指導

3/13(火) 16:46配信

紀伊民報

 和歌山県の南部高校で、校長が決定すべき校内人事の参考として教職員による投票が予定されていたことが分かった。校長の権限を制約する疑いを招くとして、宮下和己県教育長は12日の県議会の予算特別委員会で「厳しく注意した。県教委の指導も不十分だった」と述べた。

 秋月史成議員(自民)の質問に答えた。

 文部科学省は2014年、校内人事の決定について都道府県教委の教育長などに通知。「教職員の挙手や投票等の方法によって、選挙や意向の確認などを行うことは、校長の権限を実質的に制約しかねないため、法令などの趣旨に反し不適切」として指導するよう求めている。

 秋月議員はこの日、南部高校の職員会議で今年2月、来年度の校内人事の参考にするため、投票用紙が配布され、教頭席の前に投票箱が設置されたと指摘。「学校教育法に抵触する行為ではないか」と聞いた。

 宮下教育長は「文科省の通知は、投票などは疑念を招くので適正ではないという趣旨だが、同校では配布用紙に参考と明記し、校長が追認するものではない。文科省によると学校教育法に抵触しない」とした。ただ「不適切な方法なので厳しく注意し改善させた」と答弁した。

最終更新:3/13(火) 16:46
紀伊民報