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「感謝は伝えたいけど…」毎回悩む送別会の言葉、どうしてる? 元紅白司会者「きれいな挨拶はいらない」

3/15(木) 7:00配信

withnews

 年度末に入り、送別会シーズンまっただ中。異動や転職・退職などをする職場の上司や部下、同僚たちを新天地へ送り出す機会も多いかと思います。
 しかし送別会などの場では、「伝えたいことはあるものの、うまく伝えられる自信がない」「人前で話すのは苦手」などと挨拶に悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
 感謝の気持ちをうまく伝えて、相手を気持ちよく送り出す挨拶とは? 紅白歌合戦の総合司会も務めた音声表現コンサルタントの松本和也さんに、その極意を聞きました。

【マンガ】送別会「きれいな挨拶」より思い出を!時間は要注意 元紅白司会者が教える「伝わる言葉」

うまく話そうとしていませんか?

 あなたは挨拶をするときに「うまく話そう」としていませんか? もしくは「いいことを話そう」としていませんか? 実はこの「きれいに見せよう」としている行為が挨拶をつまらなくしてしまっている原因なのです。

あいさつは、具体的なエピソードをその人が見たままに語るというのが一番のコツです。付け加えがちなその人の説明や背景の話は、長くなりがちなのでない方が良いです。具体的には次のような構成で組み立てていくことでシンプルにまとまった挨拶ができるかと思います。

まずは、紹介をする。「●●さんは△△な人です」程度の一言で収められるくらいの簡単な紹介が良いです。自分が送別される場合は●●の部分を部署やチームなどの組織に置き換えてもかまいません。

続いて、具体的なエピソードを話します。ここで重要なのが、文章をできるだけ短く切って話すことです。文章に直したときに「。」が多くなる挨拶を意識するといいでしょう。
例えば、「○○のときに××だったので、△△と思い、□□したのですが~」と話す際も、「○○のときに××でした。△△だと思いました。なので□□したのです。」といった形です。

締めの部分は、シンプルに気持ちを伝えることです。「ありがとうございました」もしくは「お世話になりました」という言葉をシンプルにストレートに伝えることです。これらを踏まえた例文が次のようになります。

「●●さんは本当に丁寧な人です。最初に我々のチームに来たときの挨拶は「よろしくお願いします」の一言だけでした。あまり細かいことを気にしない性格のように感じました。ただ、△△社との取引での大変こまやかな対応をしてくれました。おかげで、結果受注につながりました。奥に秘めた丁寧さは彼の長所であり最大の武器だと思います。新しい□□の部署でもがんばってください!◆年間本当にお世話になりました」

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最終更新:3/15(木) 8:41
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