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ヒップホップファン、ダンサーなら一度は見るべき映画を紹介!「SCARFACE」

3/14(水) 12:15配信

ダンスニュースメディアサイト Dews

ヒップホップファンやダンサーなら一度は見るべき映画を解説付きで紹介!

「Red Bull BC ONE」を始め、「DANCE ALIVE HERO’S」、「WDC」など数々のバトルイベントのDJをこなし、国内外問わずビッグイベントのDJとして、ダンスシーンから絶大な支持を得るDJ MAR SKIがヒップホップファン、ダンサーなら一度は見るべき映画を紹介!

SCARFACE(スカーフェイス)

公開日:1983年
監督:BRIAN DE PALMA(ブライアン・デ・パルマ)

まず、今回のなぜこの作品を紹介したかったかというと前回紹介したDO THE RIGHT THING(ドゥ ザ ライト シング)の1シーンでサルの店の中でアルパチーノの写真がグッとぬかれる描写があることを紹介しました。
なぜアルパチーノがストリートカルチャーからリスペクトされるのかを決定的にしたのがこのSCARFACEだと思います。
もっと言うならGODFATHER(ゴッドファーザー)からの流れでSCARFACEは相当パンチ効いてます・・・。
1932年公開の「暗黒街の顔役 / SCARFACE」がオリジナル版とされておりそこからのオマージュが様々に散りばめられており主人公が”トニー”というのも納得な作品!

さて、ストーリーに触れていきたいのですがこの作品の主人公、アルパチーノが演じる通称トニーこと、アントニオ・“トニー”・モンタナは、キューバからの反カストロ主義者として追放され、ボートピープルでマイアミに渡り夢も希望もお金もコネクションも無い・・・。
そんな1人の男がある事をきっかけに麻薬の密売でのし上がっていくというストーリー。

その手腕は危ない橋を何度も渡りながらも武闘派な行動力と肝の座った交渉力でチカラをめきめきとつけて大金と地位を手にするも本人もドラッグに溺れていってしまう。
ドラッグの過剰摂取で本人も正気を失いあらゆる仲間や家族をも失ってしまう。

クライマックスでの銃撃戦は手に汗握るシーンの連続でトニーの「SAY HELLO TO MY LITTLE FRIEND!」の台詞のシーンはシビれます!
他にも、名シーンが沢山ありますが飛行船の宣伝の”THE WORLD IS YOURS”「世界はあなたのもの」というワードの伏線とこのワードは要チェックです。

それと、ある人物の殺害を試みるシーンでの「俺は女子供は殺さね~~!!!」のシーンは何ともいえないトニー本人の本来の優しさが垣間見れるけど・・・何とも皮肉なシーンとなってます。
音楽の使い方もまたカッコよく台詞1つから、劇中の音楽まで様々なアーティストにサンプリングやオマージュが沢山されており是非細かくチェックして下さい!
また、サンプリングでいうとやはりこの白黒のジャケとトニー・モンタナの座るイスのロゴなんかも超サンプリングされてますよ!
因みにハーレムを舞台にした3人の若者達のドラックムービー「PAID IN FULL」という映画があるんですが、その1シーンで映画館でスカーフェイスを見て若者が発狂するシーンがあるんですが、当時の時代背景に凄く大きな影響を与えた映画としてもこのスカー・フェイスを先に見ておくと他の映画の楽しみ方も変わるかと思います。

僕の大好きな作品の1つで大変オススメなのですが・・・。
※バイオレンスとドラック描写が大変多い映画です。
未成年の方は保護者の判断をしっかりして頂きくれぐれも注意下さい。

しかし、なぜこの映画を紹介するのか??
見れば多くのHIP HOPのアーティスト達はもちろん、ファッション界や映画界か
らも一目置かれる映画、愛される映画なのか分かるはず!
これからも語り継がれるオススメの作品です!

DJ MAR SKI