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津波被災車両4台引き揚げ 所有者に関する手掛かり発見できず 石巻・旧北上川河口部

3/14(水) 17:01配信

石巻かほく メディア猫の目

 石巻市の旧北上川河口部で13日、東日本大震災の津波で流失した自動車4台が引き揚げられた。7日にも河口部で造船用重機が引き揚げられており、石巻署は所有者が判明次第、自治体や持ち主に返却する。

 車両は、旧北上川右岸側の約300メートルの範囲で発見された。水深約3.5メートルから引き揚げられ、石巻港の雲雀(ひばり)野埠頭(ふとう)に運び石巻署と石巻海上保安署の署員ら計4人が調査を実施した。

 
 石巻署の署員たちは、大きくひしゃげた車体に付着した貝殻や車内に蓄積したヘドロをスコップで丁寧にかき出し、所有者に関する手掛かりを探した。今回は行方不明者につながるものは発見できなかった。

 石巻署の奥山俊警備課長は「復興工事が進んでいる現状で、多くの車両が見つかり始めた。行方不明者の手掛かりを一つでも見つけ、家族の元に返してあげたい」と話した。

 
 同署管内では、いまだに約500人の行方が分かっていない。