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パナ白澤健児「優勝を経験したことで、コートに立てなかった選手はコートで優勝を経験したいといういい欲が出た」

3/14(水) 8:30配信

バレーボールマガジン

平成29年度天皇杯を優勝し、2017/18リーグでブロック賞を獲得したパナソニックパンサーズの白澤健児選手にお話を伺いました。5年ぶりの天皇杯優勝のこと、ブロック賞などについて聞いています。

――天皇杯優勝、おめでとうございます! そして、ブロック賞受賞もおめでとうございます!
白澤:ありがとうございます!

――天皇杯序盤、特別な思いがあるとおっしゃっていましたね。
白澤:そうですね。久しぶりにひとつのタイトルが獲れたということで、チームにとっても自分自身にとってもよかったです。

――5年ぶりの頂点は、格別だったのではないですか。
白澤:そうですね…。思っていたよりはあっさりとしていました。やっぱりまだリーグ中だからですかね。

――天皇杯を最後まで戦えた要因は
白澤:一人ひとりが前しか見ていなかった。自分のプレーをまずしようとしていました。

――夏場のトレーニングが役に立ちましたか?
白澤:そう思いたいですね。あれだけきつい思いして走って、トレーニングして。その意味があったことにしましょう!

――この天皇杯勝利が、パナソニックに与えた影響について
白澤:優勝経験しているメンバーが揃っていると言われる中、今半数以上が優勝を経験していない。ベンチに入る入らない、試合に出る出ないにかかわらず、この「優勝」という経験を味わえたことで、ベンチに入ってない選手は、まずベンチに入りたいと思うだろうし、コートに入ってなかった選手は自分があそこでやってまた優勝したいと強く思ったと思います。より一層チーム内での競争は激しくなっています。

はじめてのブロック賞

――ブロック賞、過去にもとったことはありますか?
白澤:初めてです。

――ブロックマスターの富松選手がいて、なかなかとれなかったブロック賞でしたが、受賞してみての思いは。
白澤:取ろうと思って取れるものではないです。ブロック賞というのはチームの戦術の中で取れるもの。今回だったら、深津やクビアクがサーブのときに僕が前にいて、彼らが崩してくれたことでブロックの本数を稼げたところはあります。点数が離れているときのブロック2本、3本止めるよりは、競っているときや、終盤の「ここ」というところで止めることの方が、ゲームに与える影響は大きいですよね。富松選手の話が出ましたが、彼は大事な場面でブロックでチームに貢献していますし、ブロックの動き、手の出し方すべてが素晴らしい。同級生ながら尊敬しています。

――先程取材した川村監督もそういうことをおっしゃっていました。「白澤は『ここ』というところで止めてくれる」と。確か、駒澤のジェイテクト戦だったかな? そのときの会見でも言われていましたよ。
白澤:終盤になればなるほど駆け引きも生まれてきますね。そのへん山内も今シーズン終盤よく止めていたと思います。

――ブロック力が上がったのは、チームのサーブ力が上がったからですか?
白澤:確実にそうですね。個人でブロック練習を何か取り入れたとかではない。今季なんてブロック練習は特別なことはほぼしてない。それくらいサーブが良かった。
普段の練習は本当に大事。今季Bチームがとても強くて。練習していても、ブロックがお手上げのときがあります。本当にチーム内競争がすごくはげしくなっています。一人ひとりとても向上心があります。

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